冷蔵庫の中に住んでいるみんなの「新鮮(しんせん)」を守るため、ごちの都に住んでいる我ら7人、その名も「しんせんぐみ」。ある日、「しんせんぐみ」を取りまとめる「なっとうざむらい」まめ太郎のもとへ、冷凍庫のアイスの村から命からがらに使者が・・・。
「おらは、アイスのむらから きた そふとくり助・・・・・。 おらたちの むらが、とんでもねーことに なっちまっただ・・・・・。 おねげーだ、むらに いっしょに きてはくれねーか?」
どうやら、夜ご飯のあとに、男の子がアイスをとりだして、そのまま冷凍庫の扉をきちんとしめなかったことで、アイスの村が溶け始めてしまったようなのです。しかも、氷がとけて水浸しの上に、冷凍されていたタコやイカ、巨大タラバガニが動き出したから大変です。 いそいで、まめ太郎たちが村に向かうとそこにはすでに宿敵のくさり丸が! ああ、どうなってしまうの、アイスの村?なっとうざむらいのまめ太郎は、今回もみんなの新鮮を救えるのでしょうか。
「れいぞうこのなかのなっとうざむらい」シリーズ第三弾です。この絵本を読んだあとは、確実に冷凍庫の閉め忘れはなくなりそうです!
(富田直美 絵本ナビ編集部)
アイスを取り出した男の子が冷凍庫のドアを閉めずに行ってしまった。すると、冷凍庫の中ではたいへんな騒ぎに…。危うし、まめ太郎。
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