東京電力福島第1原発事故から5年。現実を受け入れながらたくましく生きる福島の人々の気持ちがカエルの表情を通して伝わります。
カエルの目にこの世は、 どのように映っているのだろうか。 原発から5年。 カエルを通じて描かれた福島からのメッセージ
カエルには表情がある。 笑っているように見えたり、 おこっているように見えたり、 なにか考えごとをしているように見えたりもする。
このタイトルには、原発事故で変わってしまった福島を昔に戻したいという、かえるコールが含まれていると思います。
何事もなかったように棲息するかえるたちに、あの事故で変わってしまった風景が重なりあいます。
それが不思議な世界を作っている写真絵本です。
かえるたちがのびのびしているだけに、埋もれさせてはいけないものを感じます。 (ヒラP21さん 60代・パパ )
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