新刊
はっけんずかんプラス 妖怪

はっけんずかんプラス 妖怪(Gakken)

しかけをめくると妖怪が登場!今大人気の本格子ども向け図鑑

  • 笑える
  • びっくり
新刊
そうじきの なかの ボンボン

そうじきの なかの ボンボン(フレーベル館)

世界にはまだ、誰も知らない不思議とすてきでいっぱい!

  • かわいい
  • 学べる
ふたつの島

ふたつの島

  • 絵本
作: イエルク・シュタイナー
絵: イエルク・ミュラー
訳: 大島 かおり
出版社: ほるぷ出版 ほるぷ出版の特集ページがあります!

税込価格: ¥2,750

ご注文いただけません

  • 利用できる決済方法
  • クレジットカード

  • 代金引換

  • atone翌月後払い

  • Amazon Pay

  • d払い

※「d払い」はスマートフォンからのみご利用いただけます。

  • Line

作品情報

発行日: 1982年10月
ISBN: 9784593501663

サイズ:26.5×36/ページ数:36ページ

この作品が含まれるテーマ

出版社からの紹介

海に浮かぶ、ふたつの島がありました。
大きな島には金持ちと貧乏人がいました。
ちいさな島には生きることをゆったりと楽しむ人々がいました。
ある日大きな島で金が発見されてから島の崩壊がはじまりますが…。
国際アンデルセン賞受賞画家の代表作。

ベストレビュー

社会を考えさせる壮大なドラマです

大きな絵本に描かれた二つの島。
二つの島の対比は社会そのものです。
発展した大きな国には、貧富と階級が生まれて、貨幣経済が根付いていました。
素朴な小さな国には、自然と共同生活がありました。
ゲゼルシャフトとゲマインシャフトのような構造です。
大きな島は開発のために、小さな島の土砂を運んで開墾を始めます。
小さな島はどんどん小さくなっていきます。
小さな島の長が、土砂を取り去ることを中止するように陳情に出かけた時に見た大きな島の碑。
碑の下に金鉱が見つかった時に、大きな島の社会構造は破たんしていきます。
王が権力の誇示のために搾取に走った時、社会バランスは崩れ、社会としての営みが失われたのです。
農業、漁業は破たんしました。
王は何より、自分の偉大さを誇示する事業に労働力を集中させたのです。
足りない労働力を補うために、小さな島の住人を狩り出します。
そして、島の崩壊。

なんだか、鋭い社会批判のようなお話で、他人事ではすまない感じがしました。
これほど社会は単純ではないけれど、二つの島を見ていると、環境破壊、南北問題と現代社会を考えさせられます。

何より二つの島の対比が詳細に描かれていることが、この絵本の特徴。
見ていると、考え込んでしまいました。
(ヒラP21さん 50代・パパ 男の子15歳)

関連記事

この作品を見た人はこんな作品も見ています

1,430円
1,430円
1,320円
1,210円
1,430円

この作品を見た人はこんなグッズを見ています

418円
770円
1,540円
275円

出版社おすすめ




編集長・磯崎が新作絵本を推薦!【NEXTプラチナブック】

ふたつの島

みんなの声(4人)

絵本の評価(4.6

プレミアムサービス


全ページためしよみ
年齢別絵本セット

閉じる

入荷リクエスト
ありがとうございます

入荷のお知らせが欲しい方はこちら