こういう絵本、子どもたちは大好きですよね。
そして大人も大体夢中になっちゃう。
摩訶不思議な“だまし絵”の世界です。
みなさん、そろそろ不思議なサーカスがはじまりますよ。
ピエロのパパドンが案内してくれます。
表紙にも登場している平均台をわたる犬たち、さて一体何匹いるのでしょう?
こちらは色んなものが隠れているロープ、よく見ると…あれあれ?
更に絵本を持ってななめから覗いてみたり、さかさにしてみたり、ゆらしてみたり。
読んでいる方にもお手伝いをしてもらいながら、サーカスは進んでいきます。
こんな風に本当にたくさんのだまし絵が次から次へと登場します。
モノクロの世界で繰り広げられる、洗練された線とシンプルなデザイン。
だからこそ、どんどんこのへんてこな世界に惹きこまれていってしまうのです。
「これはどうやって楽しめばいい?」
わからなくなったら後ろのページにちゃんとガイドがあって、ポイントを教えてくれるので大丈夫。
面白い!!
どんな年代にもきっと喜ばれる一冊ですよね。
子どもたちの頭の中が「???」となっている姿も見てみたい。
さて、誰と楽しもうかな…。
(磯崎園子 絵本ナビ編集長)
続きを読む