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まほうのさんぽみち

まほうのさんぽみち(評論社)

絵本が大好きな女の子とパパの、幸せであたたかいお話。

しかくいまち

しかくいまち

  • 絵本
作: 戸森 しるこ
絵: 吉田 尚令
出版社: 理論社 理論社の特集ページがあります!

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税込価格: ¥1,540

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作品情報

発行日: 2020年12月21日
ISBN: 9784652204085

出版社のおすすめ年齢:低学年〜
サイズ 210×185mm ページ数 41ページ

みどころ

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出版社からの紹介

ある日、しかくいまちに流れついた一人の男の子は、ひとりの「しかくいひと」に助けられました。ぜんぜんちがうふたりがいっしょに過ごした数日間。ずっとおぼえていたい相手との、かけがえのない交流をていねいに描く、しずかなものがたり。

編集者コメント
ことばを話さない「しかくいひと」が住んでいる「しかくいまち」。ふしぎに懐かしくなる、戸森しるこ初めての絵本。

ベストレビュー

想像してみよう

もし、口がなかったら、もし文字を持たなかったら、人とどうやって関わり合えばいいのだろう。
もし、気持ちがなかったら、考えることを知らなかったら、自分はどのように生きていけばいいのだろう。
何もかもが四角い世界に生活するかくさんと、川で流されてきた少年との数日間の物語です。
かくさんは少年を助けるという行為から、次第に人間らしく変化を遂げていきます。
あまりにも異次元世界のお話のようですが、考えさせられました。
もし、今の自分の当たり前が当たり前でなかったら…。
実はそういう人たちが社会にいることを見過ごしていました。
障がいのある人、認知症の人、そんな人たちを極端な形で表現しているように思えたからです。
話すことも書くこともできない人とどのように接すればいいのでしょう。
何を思っているのか、何を考えているのか分からない人と、どのように接すればいいのでしょう。
この絵本では、両方の立場に立つことができます。
哲学的な疑似体験の世界のようでした。
(ヒラP21さん 60代・その他の方 )

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