スウェーデンの人気絵本作家コンビが描く、ヨーロッパ各国で親しまれている聖ヨーランの竜退治伝説。無私無欲、愛と勇気の物語。
ヨーロッパで親しまれている聖ヨーランの竜退治伝説だそうです。
スタルクが描くと、人情味のある物語になっています。
聖ヨーランは何ともやさしさと思いやりがあって夢見る青年。
それほど強そうではない人物として描かれています。
ヨーランは父に諭された、「心の声のひびくがままに」の言葉を大切に西に向かいます。
道中、困っている人と出会うと、自分の馬も、鎧も、金も交換してしまいます。
すべて「心の声のひびくがままに」。
竜と戦い、勝利してもおごらず、あこがれのお姫様に結婚を申し込むこともなく、立ち去っていきます。
かっこよすぎるヨーランでした。 (ヒラP21さん 50代・パパ 男の子14歳)
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