最初に登場するのは、白黒模様のこねこちゃん。
「こねこちゃんが ねむいみたい。」
「ほら、こねこちゃんが あくびをしているよ。」
口の部分のしかけをめくって見ると、こねこが大きなお口を開けて、かわいいあくび!
次は、ヘビさんのあくび。おもしろい舌が見えました。
うさぎさん、ワニさん…。みんなが大きなお口であくびをします。
次はどんな動物があくびをするのかな? 最後にあくびをするのは誰かしら?
2015年にベルリンとニュージーランドで出版されたこの絵本は、世界各国で翻訳出版され、2016年、アメリカの老舗書評“Kirkus review”の年間ベストブックの1冊に選出されました。
今では世界20カ国以上の子どもたちに楽しまれている作品です。
おやすみ前のひと時に、「この動物のあくびは、どんなかな?」と、しかけをめくりながら親子で遊んでみてください。きっと、読み終わるころには、一緒にあくびをして、ぐっすり眠りにつけることでしょう。
赤ちゃん絵本、おやすみ絵本としてだけでなく、生き物に興味がわく、2,3歳になったころにもう一度。
英語も併記されているので、英語を学びはじめたころに、もう一度……と、長く楽しむことのできる一冊です。
(絵本ナビ編集部)
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