昔、カワウソ村と呼ばれ、村人はお宮に入れないなど、差別されている村があった。ある年、カワウソ村の才三は宮相撲が見たくて…。福岡県筑後地区の古老の語りを採録した民話集の1篇を、読みやすく再構成した絵本。
才三は、カワウソ村と呼ばれた村に住んでいたので、
秋祭りに宮相撲があっても、カワウソ村の人は、お宮の境内に
入ってはいけないきまりになっていたので入れなかった。
そこを、きまりを破って入り、おまけに相撲までとって、優勝まで
したのに、正体がばれるとみんなで、殴ったり砂や石を投げて
殺してしまいました。権助が、才三のじいさんの才七じいの卒塔
婆に殺されたのは、当然の報いだと思いました。
差別って怖いなあと思いました。 (押し寿司さん 60代・じいじ・ばあば )
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