憂鬱な雨の印象が180度、いえ270度くらい変わる雨の日におすすめの絵本の登場です。
急な雨。女の子が公園のあずまやで雨宿りをしています。目の前の池を見つめていると、ザーザーと降っていた雨が次々とくっついていろんな色に光り出し、なんとそこに、大きなふわふわのホットケーキが出現!
雨が降れば降るほど、ホットケーキもどんどんと高くなり、なんとバターとシロップもふってきて……! これはもう、食べるしかない!!
作者の尾崎潤さんが「やさしい雨があったり、激しい雨があったり。ならばこんな雨があってもいいんじゃないかな、いや、あるかもしれないぞ」と想像しながら制作した本作。尾崎さんの描く透明感のあるイラストは、甘くて魅惑的。バターとシロップたっぷりの5段重ねホットケーキは、見るだけで目がとろけてしまいます。
雨を見るたびにふわふわのホットケーキが食べたくなって困っちゃうかも!?
(出合聡美 絵本ナビライター)
急に雨がふってきたので、公園で雨宿りをすることにした女の子。 公園の東屋でほっと一息、目の前の雨の景色を眺めていると…… ザーザー降っていた雨がつぎつぎくっついて いろんな色に光り出し何かの形になっていきますよ…… 「あ! あれって……ホットケーキ!」きらきらした雨粒のスクリーンに現れる、楽しくって、想像力豊かな世界 雨の日もちょっと楽しみになるわくわくの創作絵本です。
私はホットケーキが大好きです。私は今、外食はしませんが、以前はよくレストランでホットケーキを注文したものです。それだけにこの本は興味深く読ませて頂きました。これはとても楽しくて、発想が素晴らしい本です。また家でホットケーキを食べたくなりました。 (水口栄一さん 60代・その他の方 )
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