一本橋ではち合わせたうさぎを追い払ったことから、意地悪が面白くなったおおかみは、毎日のように橋の上で動物たちを待ち受けては、追い返します。ところがある日、自分よりも強くて大きいくまが渡ってきて――。
丸木の橋の上で、出会ったものたちが考えることは、どちらかが道を譲って後戻りしなければいけないということでした。
おおかみくんは自分より弱いものたちを押し返していい気持ちになりますが…。
猿たちの登場、クマの予想外の行動でお話が変わっていきます。
最後には仲良く、気持ちの良いまとまりでほんわりするお話でした。
めくりの工夫で数倍も楽しめる紙芝居です。 (ヒラP21さん 60代・パパ )
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