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昔、中国にえんま様のお祭りがありました。 欲張りのえんま様から、一番お供えの少なかったお百姓をこらしめるようにと命じられた手下の鬼たちは、 稲が実らないように頭が細く根が太くなる呪文をかけることにしました。ところがそれを知ったお百姓は、 稲を作るのをやめて里芋を植え、大豊作。えんま様に怒られた鬼たちは次々に別の呪文をかけますが……。 中国の昔話を佐藤忠良が描きます。
中国民話です。最初開いたえんまさまのお祭りの絵に、心躍らせてしまいました(笑)絵がとても素敵なので、お祭りってやっぱりいいなあと思いました。欲張りな閻魔さまが、お供えの一番少なかったおひゃくしょうを懲らしめようとして、こおにが作物が実らない呪文をかけたにですが、それとは逆に作物を豊作にしてしまいます。同じお堂に住んでいるどうもりのじいさんというおひゃくしょうには親切なみかたがいたから成功したんだと思いました。冷静で前向きなおひゃくしょうさんには、人を信頼して信じる力が成功したんだと思いました。 (押し寿司さん 60代・じいじ・ばあば )
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