昔から伝わる「わらべうた」には、実は子育ての深い知恵が見事に組み込まれていたのです。岩手県遠野に伝わる「わらべうた」の唯一の伝承者、阿部ヤヱさんの語りには、今、子育てに悩み迷う母親への頼もしい励ましの言葉に満ちています。生後一歳までの子どもにどう向き合い、人間としての基礎を身につけさせたらいいのかを知るには、『「わらべうた」で子育て・入門編』を。その続編の本書は、二歳から小学生の子どもの遊びを通して、子どもの成長に必要なことをわかりやすく、楽しく伝えます。子どもへの具体的な一つ一つの声かけや唄、遊び方を通して、子どもへの向き合い方、大人としての対し方を学ぶことができます。『子どもへのまなざし』の著者佐々木正美氏は「私たち子どもの精神医学の求めてきたことの全てがここにこんなにやさしい言葉で実現している」と、絶賛しています。唄と語りのCD付き。
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