にらめっこが弱いけんちゃんは、ある日を境にわらうのをやめることにしました。さて、けんちゃんはどうなったでしょうか?わらうことの大切さを気づかせてくれる絵本です。
浜田さんらしい観察眼でとらえた子どもの表情が、よかったです。
やっぱり笑顔はいいよね〜って、気持ちになりました。
全編「ぼく=けんちゃん」の主観で語られているので、
「お兄ちゃん」からのけんちゃんへの思いは一言も書かれていないのですが、毎朝面白い顔をしてけんちゃんを笑わそうとするお兄ちゃんの優しさとか愛情とかは、その表情から感じることができました。
兄弟愛の絵本としてもお勧めできますね。 (てんぐざるさん 40代・ママ 女の子20歳、女の子15歳)
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