日本を代表する絵本画家、瀬川康男の“最後の絵本”が登場!!
絵本評論家・広松由希子がセレクトする「ずっと残したい絵本」第4弾
復刊ドットコムは、2014年、絵本評論家・広松由希子氏による推薦で「ずっと残したい絵本」というシリーズを立ち上げました。
その第4弾は、大ベストセラー『いないいないばあ』をはじめ、松谷みよ子とのコンビでも知られる、瀬川康男の『ひな』です。瀬川は、これまで100冊を超える絵本を発表し、国内海外で多数の賞を(第1回世界絵本原画展BIBグランプリ、第10回絵本日本大賞、第39回産経児童出版文化賞など)受賞してきました。
この絵本では、好奇心旺盛な子犬の「ひな」が、新しい友達に出会い、自分なりのやり方で触れ合い、理解していく過程が、美しい色彩の絵で描かれています。
晩年、体調を崩した瀬川の久々の復活作であり、また遺作ともなった本作。
古今東西の美術を研究してきた末に辿り着いた繊細な絵に、心がほっこりする温かなストーリー。
その独特の世界観は、絶対に後世に残すべき絵本です。
※本書は、2004年・童心社刊『ひな』を底本に、再編集して復刊するものです。
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