わたしは、毎日風景画を描いています。絵を描くとき、詩を感じとれるように心がけています。 少年時代に詩心に目覚め、その感覚を、今でも大切にしています。 かつては、詩のように絵を描き、絵のように詩を書いた両者を並べて、詩画集を編みましたが、今回は、その中の詩のいくつかを取り出し、それを中心にして、詩集を編んでみました。〈中略〉 わたしが、この詩集を編もうと思い至ったのは、若しかして、少年や少女の皆さんが、心の中に大事にしまっている夢を生かすために、役に立つかもしれない、と思ったからです。 ーあとがきより抜粋ー
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