新刊
世界の国からいただきます!

世界の国からいただきます!(徳間書店)

世界26か国の食べものを紹介した、楽しい大判絵本!

新刊
きみとぼく

きみとぼく(文溪堂)

谷口智則さん最新刊 全然違う「きみ」と「ぼく」の物語

そして、ねずみ女房は星を見た

そして、ねずみ女房は星を見た

作・絵: 清水 真砂子
出版社: テン・ブックス

税込価格: ¥2,090

「そして、ねずみ女房は星を見た」は現在購入できません

  • 利用できる決済方法
  • クレジットカード

  • 代金引換

  • atone翌月後払い

  • Amazon Pay

  • d払い

※「d払い」はスマートフォンからのみご利用いただけます。

  • Line

作品情報

発行日: 2006年10月
ISBN: 9784886960184

ベストレビュー

優れた文学には実用の書

紹介してくださる方があって、読んでみた本です。

読んでみて紹介されている本が「ねずみ女房」と「注文の多い料理店」以外は読んだことがない本ばかりでした。

著者は、翻訳家の清水眞砂子さんです。

「はじめに」に書かれている言葉に共感するものがありました。

>私は、さまざまな物語をとおして、人間を計るものさしも「いま、ここ」を計るものがすべてではないということを知ったのだと思います。

>もうひとつ、子どもの文学が私に小さいときから伝え続けてくれたこと、それは人生は生きるに値するということ。子どもの言葉で言えば、大きくなるって素敵なこと、ということでした。

という箇所です。

紹介されている13作品の紹介文はどれも丁寧で読みたいと思える本ばかりでした。

清水さんが本を丁寧に読まれているだけでなく、登場人物たちとも対話されていたのだろうと思います。


「ねずみ女房」は、「はるかなものへの憧れ」という章で紹介されています。衣食住が充ちたりしていても、それだけでは人間の心は充たされません。

「ねずみ女房」を読んだ時、高楼方子の「時計坂の家」を思い出しました。

「ゼバスチアンからの電話」では、恋をした途端に交際相手に依存してしまった少女・ザビーネと、父に貞淑に仕えてきた母の自立が描かれていて海外作品でありながら日本にとても近いものを感じました。

「片手いっぱいの星」では、ダマスカスに生きる少年の成長を助ける精神的な面で助ける老人の姿がありました。

私が好きなカニグズバーグの「べーグル・チームの作戦」は実用の書として紹介されていました。
確かに、優れた文学には実用の書として実生活を支えてくれたり、参考になるものが多いように思います。

最後まで読んで、私は、人生にはいろいろ辛いこともあるけれど人生や人間は捨てたものではないということを改めて思いました。

単なる児童書案内ではなく、人生の書としてもお勧めです。
(はなびやさん 40代・ママ 男の子7歳)

関連記事

この作品を見た人はこんな作品も見ています

1,870円
2,090円
1,320円
1,100円
1,320円

この作品を見た人はこんなグッズを見ています

3,190円
3,190円
550円
3,300円

出版社おすすめ




えほん新定番 from 好書好日さこももみさん

そして、ねずみ女房は星を見た

みんなの声(1人)

絵本の評価(4

プレミアムサービス


全ページためしよみ
年齢別絵本セット

閉じる

入荷リクエスト
ありがとうございます

入荷のお知らせが欲しい方はこちら