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まほうのさんぽみち

まほうのさんぽみち(評論社)

絵本が大好きな女の子とパパの、幸せであたたかいお話。

ママったらわたしのなまえをしらないの

ママったらわたしのなまえをしらないの

作: スーザン・ウィリアムズ
絵: アンドリュー・シャケット
訳: 石井 睦美
出版社: BL出版 BL出版の特集ページがあります!

税込価格: ¥1,386

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作品情報

発行日: 1996年
ISBN: 9784892386350


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ベストレビュー

可愛いからつい・・・ね!

ママに怒っているのは、ハンナという名前の女の子。
なぜって、ママはハンナを、名前じゃなく、色んな呼び名で呼ぶからです。

ずっと名前を読んでもらえず、自分の名前を忘れられちゃったみたいで不安になって、怒っちゃうハンナの気持ちも分かります。
でも、ママの「だって、ハンナが可愛いからつい・・・」という気持ち、2人の一日を追っていると、よーく伝わってきます。

寝起きのハンナは「ちっちゃなひよこ」みたいにあどけなく、
泣くハンナは「かぼちゃ」みたいに頬を紅潮させ、
食事を待てないハンナは、「ちいさなあくま」みたいに何をしでかすか分からなくて・・・。
ハンナの表情をよく見ているからこそ、の呼び名なんですよね。
そして、こんな風に呼びかけることで、
ママが感情的にならずにハンナと関われることもあるんじゃないかしら。

ママの呼び名通りに変身?!するハンナは、どの姿もキュート。
私に時々「子狸」呼ばわりされている息子も、笑いながら楽しく読みました。

幸せなラストは就寝前の読み聞かせにもぴったり。
園児位のお子さん、お母さんにおすすめです。
(ランタナさん 40代・ママ 男の子8歳、男の子6歳)

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