やさしさが心に響くファンタジー
動物園のライオンは、いつもいらいらして暴れてばかり。
心を開かないライオンに、おじいさんは一本の柳の木を植えてあげました。
風にゆれる柳を見続けているうちに、ライオンの心は穏やかになっていきました。
おじいさんのそばで幸せに暮らすライオン。そんなある夜のこと、
どこからか歌が聞こえてきたかと思うと、あたりはアフリカの草原に変わっていました。
それは柳の木がくれた贈り物でした…。
当作品は、月刊絵本「おはなしチャイルド」として出版された際に、
BIB国際絵本原画展の国内選考で高い評価を受け、出品作品に選ばれました。
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