ぼくのお兄ちゃんは、目が見えない。
夜、暗い部屋でも指で本が読めるし、おねだりしていないのにかわいい犬がもらえて、いいな。ぼくにできない、いろんなことができるすごいお兄ちゃんがいて、いいでしょ、ぼく!
きょうだい児の男の子のお話です。お兄ちゃんは目が見えない。それでもお兄ちゃんのことが大好きで誇りに思っています。目が見えなくても誰よりも得意なことがある。こんなにも無条件に素直に大好きだと思えるのは本当にステキなことで、その気持ちを忘れずに大きくなってほしいなと思いました。
成長の過程で煩わしく感じたり不自由に思うこともあるでしょう。でも、この時に感じていた気持ちは決して消えないはずです。読んでいて優しい気持ちになりました。 (ouchijikanさん 40代・ママ )
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