ひよよちゃん。
いただきま〜す
自分のからだより大きい大きいおいしそうなドーナツ。
あっ、ゾウさんがきた。
「はんぶん たべる?」「おいしいね ありがとー」
ひよよちゃん、ゾウさんにはんぶんドーナツをあげました。
はんぶんになってもまだ自分のからだより大きいドーナツ。
今度は、キリンさんがやってきた。
「はんぶん たべる?」
すると今度は、ワンちゃん、クマちゃん、ウサギさん・・・あおむしくんまで!
次から次へと動物たちが登場します。
ひよよの大きな大きなドーナツは
見上げるほど大きなお友だちから小さなお友だちまで
順々にはんぶんこするうちにどんどん小さくなっていくのです。
みんなにおやつをすすんでおすそわけして
とても太っ腹のひよよちゃん。
でも、さすがに食べるときになってちょうどいいサイズになった
ドーナツのかけらをみて「ん!?」気づきましたよ。
そのときの後悔?の表情がなんとも言えず正直で可愛い!
タテにめくっていくタイプのこの絵本は、
めくってみると想像以上に大迫力!
やさしくくりかえす言葉と大きさの比較や半分の概念など、
赤ちゃんにもわかりやすい可愛い絵本シリーズです。
最後はいったいどうなってしまうんでしょう。
あんなに大きなドーナツがこんなに小さくなってしまって。
でも、そこはやっぱりひよよちゃん、
いいことすると倍の倍の倍になってかえってきましたよ。
みんなで一緒に素敵なおやつの時間になったみたい。
親子で大好き!ひよよワールドを楽しんでくださいね。
(富田直美 絵本ナビ編集部)
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