産声をあげた日のこと、泣いてばかりいた日のこと、初めて歩いた日のこと、
ママはぜんぶおぼえています。
そして、ママがしてくれたことをひとつひとつ思い出して、
子どもはママへ感謝を伝えます。
「ママがしてくれたとおりにできるよ。しんぱいしないで」
「ママはあなたのママよ。これからもずっとみまもっているよ」
この本は、母が認知症を宣告された時、自分に言い聞かせるように想いを書き留めたものから生まれました。介護に直面している人、これから親子の時間に向き合う人に、そっと寄り添えるものになると嬉しいです。
―作者より
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