将来何になりたいか。「仮面ライダー」だの「プリンセス」だのと、ちゃんと現実味のないことを言う子どもたち。なんて愛すべき身の程知らずでしょう。
「自分が見えていない」ということは、とっても楽しいことなのです。
この絵本は「自分を知る」ということについて、奔放なカエルくんを通して楽しく考えることができます。実は、なかなかの哲学書です。
直訳では伝わりにくいことも、できるだけ感覚的に楽しめるように、注意深く翻訳しました。
ぜひ親子でこれを読んで、子どもたちには存分に、無茶な将来の夢を語っていただきたいものです。
小林賢太郎
道端にいるカエルが、実は「カエルをやめたがっていたら……。」なんて考えると楽しいですよね。
本を読みながら
「もし、ウサギがウサギをやめて、○○になりたがっていたら」
「もし、ネコがネコをやめて、○○になりたがっていたら」
そして
「もし、おかあさんがおかあさんをやめて、○○になりたがっていたら」
なんて想像遊びをしてみてはいかがしょう?
お子さんの思考力や想像力を育む良い機会になると思います。
深いテーマを持ちながら、親子で楽しめる本ですので、
お子さんの反応や、絵本を読んだ感想をたくさん聞かせてくださいね。
ご応募お待ちしています。
編集部
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オレ、カエルやめるや
文: デヴ・ペティ
絵: マイク・ボルト
訳: 小林 賢太郎
出版社:マイクロマガジン社
税込価格:1,760円「だって、なんだかヌルヌルしてるしさあ。」
カエルはカエルがイヤなのです。
だってぬれてるし、ヌルヌルしてるし、ムシばっかり食べるし……。
それよりも、もっとかわいくて、フサフサの動物になりたいのです。
カエル親子の陽気な会話で繰り広げられる自己肯定の物語。
応募ルール
募集期間 | 2017年11月30日(木)0:00〜2017年12月27日(水)23:59 |
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募集内容 | 『オレ、カエルやめるや』のレビュー(感想、エピソード) |
応募方法 | このページの「この絵本のレビューを書く」ボタンか、作品詳細ページからご応募ください。(投稿は1作品に付き、お一人様1回限りです) |
発表について | 2018年1月中旬を予定 入賞レビューの発表は、絵本ナビのこのページで行います。入賞レビューを投稿してくださったご本人様には、絵本ナビ事務局から直接メールでもご連絡致します。 |
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