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「いのち」の意味を考えさせてくれる絵本 『キツネとねがいごと』みんなの声大募集!

レビューコンテストにあたって

捕まえたイタチにかけてもらった魔法で死神を動けなくして、永遠の命を手に入れたキツネ。これでいつまでも楽しく幸せな日が続く! と喜んでいたのですが……。
死について考えるなんて「いや」「こわい」。多くの人がそんな風に思うかもしれません。でも、限りがあることを知るのは、とても大切なことですよね。
「今」を精一杯生きる子に育ってもらうために、親子でゆっくりじっくり味わってもらいたい作品です。あなたやあなたのお子さんが感じたこと、親子で話し合ったことなどをお聞かせください。

対象作品

  • キツネとねがいごと

    • 全ページためしよみ
    • ちょっとためしよみ

    キツネとねがいごと

    作: カトリーン・シェーラー
    訳: 松永 美穂
    出版社:西村書店
    税込価格:1,650円

    ある日、年老いたキツネは、わなで捕まえたイタチに、 「自分のリンゴの木にのぼったものは、そこにくっついてしまう」という魔法をかけてもらいます。 自分を迎えにきた死神までもその木にくっつけてしまうことで永遠の命を手に入れたキツネは、 幸せな日々を過ごします。 でも、やがてキツネのおくさんが死に、友達も子どもも孫もいなくなり……。 命に限りがあることの意味を考えさせられる1冊。

もぐもぐもぐもぐさん

30代 ママ 島根県

 

生きること

生きることはとても大切です。でも永遠に生きることはできません。昔は生きること死ぬことがもっと身近にあったのかもしれませんが、いまは病院で亡くなったり祖父母と同居していなくて、死ぬという感覚は遠くなった・・・続きを読む

みちんさんさん

30代 ママ 愛知県

 

ずっと死なないのもなー

もしずっと死なずに生きていられたら…。 奥さんが子どもが孫が…見送って、ひとり生きるのは正直私なら辛いです。 やっぱり命は有限で、今を一生懸命、愛するものたちといっしょに生きていきたいと改めて思え・・・続きを読む

さみはさみさん

40代 ママ 東京都

 

限りあるいのち

子供に命に限りがあることを理解させるのは難しいですよね。3年生になった長男でも、本人が元気いっぱいだからか、ピンとこないようです。 命の限界はずっと先のことであればいいのですが、いっぽうで、今あ・・・続きを読む

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カトリーン・シェーラー賞

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応募ルール

募集期間 2017年5月25日(木)0:00〜2017年6月21日(水)23:59
募集内容 『キツネとねがいごと』のレビュー(感想、エピソード)
応募方法 このページの「この絵本のレビューを書く」ボタンか、作品詳細ページからご応募ください。(投稿は1作品に付き、お一人様1回限りです)
発表について 2017年7月上旬を予定
入賞レビューの発表は、絵本ナビのこのページで行います。入賞レビューを投稿してくださったご本人様には、絵本ナビ事務局から直接メールでもご連絡致します。
注意事項 ※関係者のご応募はできません。
※投稿後、掲載後のレビューの再投稿も受付けますが、再投稿の場合はポイント付与の対象とはなりませんのでご注意ください。

著者紹介

  • カトリーン・シェーラー

    1969年スイス・バーゼル生まれ。バーゼル造形大学で学び、美術の教師となる。言語障害の子どもたちに美術を教えながら、イラストレーターとしても活躍。2011年『ヨハンナの電車のたび』(西村書店)でスイスの児童青年文学賞、2015年第20回日本絵本賞翻訳絵本賞受賞。2012年国際アンデルセン賞、2014年アストリッド・リンドグレーン記念文学賞にノミネートされた。作品に『としょかんのよる』(ほるぷ出版)、『ミアはおおきなものがすき!』(光村教育図書)、『こわい、こわい、こわい しりたがりネズミのおはなし』(西村書店)などがある。

  • 松永 美穂

    1958年愛知県生まれ。早稲田大学文学学術院教授。専門はドイツ語圏の現代文学・翻訳論・ジェンダー論。著書に『誤解でございます』(清流出版)、訳書に『朗読者』(新潮社)、『三十歳』(岩波書店)、『夜の語り部』『ヨハンナの電車のたび』(以上、西村書店)などがある。毎日出版文化賞特別賞(2000年)、日本絵本賞翻訳絵本賞(2015年)受賞。

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