かあさん ムニュッと パンダだっこ。 とうさん ヨイショと ライオンだっこ。
左ページにはかわいい動物の親子。 右ページにはかあさんととうさんのだっこ。 かあさんととうさんがいろんな動物のしぐさをまねして あかちゃんをだっこします。
ぎゅーっとだっこ。ほんわりだっこ。 あかちゃんはだっこだーいすき!
鈴木まもるさんといえば、0・1・2歳のあかちゃんのしぐさをぎっしり描いた傑作絵本『みんなあかちゃんだった』にもファンが多い作家さん。 ご自身にお子さんが生まれたとき、子育て絵日記をノート何十冊分も描いたとか。
本書でもかあさんととうさんが丸くなったり、ぺちゃんとつぶれたり、ごろりところがったりしながらだっこするしぐさの素敵なことといったらありません。 そしてその腕のなかで、あかちゃんが安心して体をのびやかにひろげている様は、まさに観察と実体験から生まれた賜物なのでしょう。
最後のページには思わずぐっときちゃいます。 大人だって、子どもだって、みんな本当はだっこがだいすき。 リズミカルな言葉と、やさしい笑顔にあふれたあかちゃん絵本。 動物だっこのしぐさをまねしながら読んであげるのもおすすめです。 きっとお気に入りの一冊になりますよ。
(大和田佳世 絵本ナビライター)
いろいろな抱っこのバリエーションを動物に例えて、愛らしいイラストとともに、リズムある言葉で楽しく紹介します。パンダ、ラッコ、クマ、ライオン、アザラシ、ニワトリ…次はどんな抱っこ? 親子でやってみたくなるスキンシップ絵本!
たくさん、だっこ。
パンダ、ライオン、くま、ねこ、へび…いろんな動物の、いろんなだっこ。見開きの左側には動物のだっこ、右側にはお父さん、お母さんが同じようにだっこする様子が描かれています。
だっこって、こんなにバリエーションがあるんだなぁ、と目からウロコ。自分の子どもが小さい時にこの本と出会いたかったです。
だっこされる子ども、だっこする大人の幸せがあふれている一冊です。 (こはこはくさん 50代・ママ 男の子12歳)
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