森の中、かあさんりすがどんぐりひろいに出かけます。落ち葉の中から「みーつけた ひとーつ」、木の根元から「みーつけた ふたーつ」と、どんぐりをひとつずつかごに入れていきます。ところが、かあさんりすは木の根につまずいて、せっかくひろったどんぐりを全部落としてしまいました。でもまた、ひとつずつひろって、子どもたちが待つ家に帰ります。場面ごとに変わる森の風景も美しい、秋にぴったりの絵本です。
美しい色!
降矢さんの絵はいつも色がきれい。
そしてこの絵本は特別青と紫が美しい!
りすの母さんが、4匹の子供たちに「いってきます」と言ってどんぐり拾いにでかけます。
森のあちこちで1つずつ見つけては、背中の背負いカゴに入れていく母さん。途中転んだりしながら、みんなに1つずつのどんぐりを見つけて無事帰宅・いただきます!と言うお話。
みーつけた ひとーつ!
みーつけた ふたーつ!
母さんリスの指先をたどり、見開きいっぱいに広がる川底や草の中(デザイン化されてて美しい!)にあるどんぐりを見つけるのは、1才時代には答えられない喜びです。
リスの描き方と、どんぐりの描き込み方が違うので、
子供たちは自然とどんぐりに視線が向かいます。
やっぱり降矢さんは天才だ…。
色の美しさに惹かれてわが家では
頁を開いて棚に飾っています。 (ひだまりピッピさん 40代・せんせい 男の子2歳)
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