1年は365日、うるう年は366日。 実は、毎日が何かの記念日なのです。 「ぼくの誕生日は、何の記念日?」 「わたしのお母さんの誕生日は?」 そんなふうに、家族やお友だちの誕生日を見ていくと、 いろいろな記念日があることがわかります。
たとえば、5月5日は「こどもの日」だけど、「薬の日」でもあります。 『日本書記』にも「薬日」と記されていて、この日に薬草摘みをする習慣があったそうです。 子どもの日に菖蒲湯に入るのも、そのなごりだとか。 俳人の小林一茶や、思想家のキルケゴールの誕生日で、 誕生花はオジギソウ、花言葉は「敏感」とのこと。
また、8月1日は「水の日」だけど、 ごろあわせ記念日としては、 「はっぴの日」(はっ=8、ぴ=1)と、 「やっぱり家の日」(や=8、っぱりい=1、えがいちばん) なんておもしろいものも。
そのほか、月ごとに誕生石、宝石言葉、月の色もわかります。 15日は「お菓子の日」など、毎月ある記念日もありますよ。
作者の平野恵理子さんは、日常の暮らしについてのイラストやエッセイを多く手がけていらっしゃいます。366日、それぞれのイラストを見るだけでも、なんだか毎日が楽しくなりそうです。
(絵本ナビ編集部)
毎日が記念日
今日はなんの記念日だろう? だれが生まれた日? 自分や家族、友だちの誕生日と同じ日に、何があったかな。 そんなふうに思ったら、この本を開いてみてください。
366日それぞれの日の出来事を、かわいいイラストつきで紹介しています。 例えば、世界環境デー、月ロケットの日、百人一首の日、図書館記念日、国際協力の日、鉄道の日、国際女性デー、大震災がおこった日など。ビスケットの日、即席ラーメン記念日、カレーの日なんて、おいしそうな日もありますよ。
また、有名人の誕生日は、古代ローマ時代から現代まで、古今東西の画家、音楽家、科学者、政治家、活動家、絵本作家、落語家など1100人以上を掲載。
誕生花と花言葉、生まれ月の色や誕生石などの情報もあり、一年じゅうながめて学んで楽しめる本です。
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