
おじいさんと10ぴきのおばけは、お話を読んだり聞いたりするのが大好き。 毎日お話を読むようすを見ていたトンビが、1ぴきのちいさいおばけに森の奥に住む友達にもお話を読んでほしいと頼みます。 その友達は、薄暗い森の中のすすだらけの古い家に住んでいる、大きくてまっくろい怖そうなおばけでした。 大きなおばけはお話がおもしろいので、ちいさいおばけをなかなか家へ帰してくれません。心配したおじいさんと9ひきのおばけが迎えにきますが、さみしがりの大きなおばけは「かえっちゃ いや!!」と泣き出して家の中が涙とすすでべとべとに! 「とにかく みんなで おおそうじだ。」
寒がりで泣き虫でお話好きなすすおばけとの出会いと、大掃除が爽快なお話です。

お話し好きが結んだ縁
本の読み聞かせが好きな小さなおばけが、お願いされて出かけた先にいたのが大きなすすおばけでした。
家の汚れとなんだか怖くなってしまった小さなおばけが、大泣きしたところで、お話は予想外な展開をしました。
あくまでアットホームなシリーズです。
見違えるようになった「すすおばけ」と、お友だちになれた10ぴきのおばけとおじいさんでした。
きっかけが読み聞かせだというところもお気に入りです。 (ヒラP21さん 70代以上・その他の方 )
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