【滑舌を鍛える音読絵本】シリーズ3作目。
舌や唇、その周りの筋肉のトレーニングにつながる言葉を“筋トレことば”と命名し、言いづらい「た」行の“筋トレことば”をたくさん盛り込んだ絵本。 “筋トレことば”を提案したのは、絵本専門士としても活躍中の、日本テレビアナウンサー杉上佐智枝さん。 アナウンサーが、滑舌のトレーニングとして職場で実際に使用している言葉も盛り込まれました。 繰り返し読むことにより滑舌を鍛えることにつながり、人前で話す事に苦手意識を持っているお子さんにもおすすめです。 また、お年寄りにとっては口周りの筋力を強化することで誤嚥予防につながるとも言われており、 家族で楽しみながら滑舌を鍛えることができます。
【おはなし】 何とか特許を取りたいと思っている父たぬきは、折りたたみ型タタミを制作中。しかし手が回らないためイタチたちに手伝わせることに…。 ところが、徹夜続きなうえ、楽しみにしていたお給料も少なかったため、イタチたちは逃亡!追いかける父たぬきに、途中からダチョウ刑事も加わって、大波乱のドタバタ劇に! このドタバタのおかげで、最後に父たぬきは斬新な肩たたき機をひらめくのですが、その瞬間ハプニングが…。父たぬきは逃亡したイタチたちをつかまえることができるのか!?訪れたハプニングとは!?父たぬきvs.イタチたちの顛末を、はなし家“かつぜつがらす”が繰り広げます。
リズミカルにドラマチック
「かつぜつがらす(滑舌ガラス)」の小噺語りで、父たぬきのエピソード。
折りたたみ型タタミというアイテムから既に難関モードですが、
繰り広げられるハプニングが愉快で、どんどん音読してしまいます。
小噺調ということで、文章もリズミカル、自然に小噺の雰囲気の声色になってしまいます。
もともと打楽器のような音声が多いた行ですから、
まるで打楽器を演奏しているような心地です。
小噺らしく、オチも完備。
関西人としては大満足です。(笑) (レイラさん 50代・ママ 男の子29歳、男の子27歳)
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