ロングセラー絵本シリーズ、記念すべき第10作目。 ――小さな焚き火からはじまる、大きな冒険の旅へ!
ページをめくるたび、わくわくする展開が楽しめるお話。 キャンプに行って、料理をしたいルラルさんは ためしに、焚き火をしてみようと思いました。 「もっと まきを くべましょうよ」 庭のみんながやってきて、 焚き火に薪をどんどんのせていきます。 煙がもくもく、もくもく。あたりは一面真っ白に……。 ルラルさんの、焚き火をめぐる冒険のはじまりです。
〜10作目によせて 作者のいとうひろしさんからメッセージ〜 ルラルさんは、生まれた時からおじさんでしたが、30年たった10作目でも、おじさんのままです。でもルラルさんは、わがままな子どもに見えたり、がんこな年寄のようだったりします。いろいろな顔を持つルラルさんだからこそ、多くの人に楽しんでもらえたのでしょう。ルラルさんは、これからもずっとこのまま、おじさんです。――いとうひろし
私のお気に入り
いとうひろしさんのルラルさんシリーズは、好きで全冊読んでいます。
この絵本も、図書館で見つけてさっそく借りてきました。
ルラルさんは今回も淡々としていて、波乱なんてなさそうに感じます。
けれども、ルラルさんと一緒に動物たちが、がおー!がおー!
波乱は、しっかりとありました。
淡々としているだけではないこの絵本。
シリーズの他の絵本とともに、私のお気に入りになりました。 (めむたんさん 40代・ママ 男の子21歳)
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