読売童話コンテスト優秀賞受賞! 魔法のような自動販売機に出会った少年の成長ストーリー
こうへいが見つけた変わった自動販売機。ボタンを押すと、そのとき必要なものが何でも出てくる。しだいに販売機に頼っていくこうへいを心配したお母さんが、ボタンを押したことで、突然販売機が姿を消してしまった!
夢のような自動販売機
「あなたのみかた」の自動販売機。
何でも出てくる虹色の販売機。そんなものが突然自分の前に現れたら...
それって、「この世にほんとにドラえもんがいたらなぁ〜」に近いものがあるよね〜。
お金もいらない、ただ、自分がほしいもの(必要なもの?)が何でも出てくるとしたら...
こんなにいいことはないんだけれど、でも、よく考えてみたら、何でもそれでいいのかな?ほんとにずっとそれでいいのかな?そんな考えにもいたるよね。
このお話は、なんでも出てくる自動販売機、万歳!だけじゃなくって、ちゃんとそんなところにもちゃんと踏み込んでいて、終わり方がとてもすっきりさわやかで気持ちがいいです。ボクの日常が描いてある分、お話にも入りやすくていいです。 (たかくんママさん 30代・ママ 女の子11歳、男の子8歳)
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