ピッツァぼうや
  • ちょっとためしよみ

ピッツァぼうや

  • 絵本
作・絵: ウィリアム・スタイグ
訳: 木坂 涼
出版社: らんか社

税込価格: ¥1,650

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作品情報

発行日: 2000年03月
ISBN: 9784883301362

おはなし

友達と遊ぼうと思っていたのに雨が降ってきてしまったので、ピートはご機嫌ななめです。
お父さんはそんなピートを見ていいことを思いつきます。
「そうだ ピートでピッツァをつくったらたのしくなるかもしれないぞ」
お父さんはピートをテーブルの上に乗せ、こねたり、ひっぱったり、のばしたり。
油や小麦粉や、トマトの輪切りやチーズ(といってもほんとうは水やベビーパウダーやボードゲームのコマなんだけど)をかけて遊びます。

ピッツァぼうや

出版社からの紹介

雨がふって、外にあそびにいけないピートはご機嫌ななめ。そんなピートをみて、おとうさんはあるアイディアを思いつきます。それがどんなに楽しかったかは、この表紙をみれば、一目瞭然!

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【田中パパ】
今年の10月に96歳で亡くなったスタイグが90歳の時に描いた絵本がこれ。
雨が降ってて外で遊べないから、ゴキゲン斜めの男の子。なんとお父さんは男の子をピッツァにしちゃうんだ。どんな遊びかは、読んでからのお楽しみ。
それにしても、90歳にして、この遊び心。このばかばかしさ。この境地。そしてこういう絵本を出す出版社の思いきり。全部まとめてオッケーのVサインだ。

ベストレビュー

なぜもっと早く、手に取らなかったのだろう!!

オススメの本で、題名と表紙は何度か見たことが
あるものの、読む機会がなかった本。
はじめて読んでみての感想は、なんでもっと早くに
読まなかったのだろう!
息子の反応もすごくいいし、
雨の中、外に行けずに機嫌が悪い子供に対して
両親がしたことが、あたたかくて楽しくて。
最後の流れも最高で、こんな子育てができたら
最高だなぁ、こどもはうれしいだろうなぁ、と
しみじみしてしまった。
息子は、あたたかさだのなんだのではなく、
ひたすらストーリーの流れに爆笑。
明日からあたらしい遊びのレパートリーに
追加されること間違いなしだなぁ。また、
実際にまねして遊びやすいように、うまく
文が書かれているんです。感心しっぱなしです。
(こりこりこさん 30代・ママ 男の子5歳、女の子3歳)

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