だーれかな だーれかな
  • ちょっとためしよみ

だーれかな だーれかな

作・絵: カズコ・G・ストーン
出版社: 童心社

在庫あり

税込価格: ¥990

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作品情報

発行日: 2010年05月
ISBN: 9784494001767

出版社のおすすめ年齢:0・1歳〜

この作品が含まれるシリーズ

みどころ

 人気のあかちゃん絵本『なーんだ なんだ』『どーこだ どこだ』に続く第三弾『だーれかな だーれかな』。ワクワクしながらページをめくると……そこには、ピョンピョンピョンとかえるさんの“あしあと”が!あかちゃん絵本としてはずいぶんと大胆な構成にも思えます。
 ところがこの“あしあと”、実物にとても忠実な上に、愛嬌たっぷり!あかちゃんの目にも、きっと魅力的にうつるはず。「なんだろう?」と指でたどる姿が想像できます。「だーれかな だーれかな」と読みすすめると……くりかえしとあてっこの楽しさは健在。はじめは足あとと動物がすぐに結びつかないあかちゃんも、その形や大きさや音、そしてちょっとだけ見えている体の一部から、一生懸命推理していくようになるのでしょうね。
 シリーズ三冊を通すと、あらためてその視点のユニークさに気がつかされます。クローズアップされたパンダの顔が、何だか違うものに見えてきたり(『なーんだ なんだ』)、色の対比によるひよこの見え方の変化に驚かされたり(『どーこだ どこだ』)。今回の、あしあとや歩く音から動物を想像するというのも、とても新鮮。この自由な目線こそが、小さな子どもたちを虜にしてしまうのかもしれませんね。
 それにしてもカズコG・ストーンさんの描く動物達は愛情たっぷり、「こんにちは」の姿に思わず目じりが下がってしまいます。

(磯崎園子  絵本ナビ編集長)

出版社からの紹介

「ピョンピョン……」。足あとと、だれかの体が少しだけ見えています。ページをめくると、「かえるのケロくん!」。
「こんにちは!」と、あかちゃんが生き物とおともだちになり、あいさつしながら見てくれる絵本。

ベストレビュー

楽しい

「なーんだなんだ」「どーこだどこだ」同様とっても楽しい本です。私はカズコ・G・ストーンさんのこの独特の言葉のリズムが大好きです。もちろんうちの娘も大好き。足跡と体の一部から動物の当てっこができます。1歳児にはちょっと難しいですが、「こんにちは」とあいさつで出迎えてくれる見慣れた動物さんたちに娘も「キャー」と喜んでいました。カズコさんの本はどれも子供の心をガッチリ掴みます。お勧めです。
(リブローネさん 30代・パパ 1歳)

カズコ・G・ストーンさんのその他の作品

たまちゃんとしっぽ / ダンゴムシのコロリンコくん / 蛙となれよ冷し瓜 一茶の人生と俳句 / はなび ドーン / くさむらむらのおつきみまつり / みずくさむらとみずべむら


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