せんろはつづく

せんろはつづく

  • 絵本
文: 竹下 文子
絵: 鈴木 まもる
出版社: 金の星社

在庫あり

税込価格: ¥1,540

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作品情報

発行日: 2003年10月
ISBN: 9784323013633

出版社のおすすめ年齢:3・4・5歳〜

みどころ

この絵本の主役は「せんろ」。
広い野原の真ん中で、線路と線路をつなぎます。
みんなでどんどんつなげば、どんどん長くなり、
線路はどこまでも続いていきます。

もっともっと。
山があれば、トンネルを掘り、
川があれば、橋をかけ、
線路はもっともっと続きます。
今度は道があったよ。さて、どうする?

この絵本を読んでるうちに思い出すのは、あの興奮。
…そうだ、子どもたちは「せんろ」が大好きだったんだ!
体を動かしたり、頭を使ったりしながら、
線路は広い野原を越えて、山越えて、川も道も越えていき、
ぐるっとひとまわり。つながった!!
仕事をやり終えた充足感に包まれている頃、
煙を吐き出しながらやってくるのはもちろん…。

遊びの中から生まれた愛らしい絵本だけれど、
そこに描かれているのは、夢のような壮大な景色。
テンポの良い展開に、リズミカルな言葉の繰り返し。
読み進めながら、イメージはどこまでも広がっていくのです。

竹下文子さん&鈴木まもるさんコンビによる大人気「いっしょにあそぼうよ!」シリーズは、毎日読みたいお気に入りの絵本として、小さな子どもたちからも絶大な人気を誇っています。

(磯崎園子  絵本ナビ編集長)

せんろはつづく

出版社からの紹介

子どもは線路をつなげる遊びが大好き!リズミカルな文章とかわいいイラストで、親子一緒に楽しめる絵本!

ベストレビュー

線路を作る作業を描いた貴重な幼児向け絵本

電車好きの息子に1歳のときに買いましたが、3歳までの間に、繰り返し繰り返し100回近く読みました。
赤ちゃんの絵本は、4歳以降は息子と相談しながら、100冊程保育園に寄付しましたが、この絵本は、息子が「まだとっておきたい」とのことで5歳になった今でも家に残っており、時々本棚から出しては、一人で読んでいます。
電車好きの子どもは、将来なりたいものを聞かれると、「電車の運転士」か「車掌」になりたいとよく答えるものですが、息子は3歳くらいの時期「線路の補修をする人になりたい」と言っていた時期がありました。
この絵本の影響を受けているのかなと思います。
線路を作るという作業は、電車の運転とはまた違った魅力があるのだろうなと思います。
電車の運行は、運転士や駅員だけで成り立っているわけではありません。それよりはるか以前に線路を作るという作業が存在します。小さなことではありますが、これもまた社会の仕組みを知る第一歩。
子どもが電車を運転する絵本はたくさんありますが、線路を作る作業を描いた絵本は珍しいと思います。貴重な一冊です。
(Tamiさん 40代・ママ 男の子5歳)

竹下 文子さんのその他の作品

プテラノドンのそらとぶいちにち / ここにいるよ / つきのこうえん / 金のゆびわのスープ / げんきになったよ こりすのリッキ / ぐいーん! こうしょさぎょうしゃ

鈴木 まもるさんのその他の作品

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