
こちらは、大きい りょうしさん。 それと、小さい りょうしさん。 ふねで さかなを とりにいきます。 大きい りょうしは、大きい ふねで。 小さい りょうしは 小さい ふねで……。
大きい漁師と小さい漁師を対比させ、物語はすすみます。 大きい漁師も、小さい漁師も、大きな海の大きなめぐみを手に入れて得意満面! マーガレット・ワイズ・ブラウンのシンプルでリズミカルな文章に、ダーロフ・イプカーが息をのむような美しい絵を描きました。1945年の初版から60年以上たった今もなお古びない、名作絵本です。 読み聞かせにもおすすめです。

美しい絵
絵が美しいです。
すごくーラフに書いてる感じなのに
実は緻密なところもあって、
なにより配色がいつも見事だなぁと思います。
文章は、マーガレットワイズブラウンです。
文章との相性もいいようです。
お話は、よくある繰り返し系なのですが
大きい漁師と小さい漁師の日々の営みが淡々と書かれています。
大きい漁師は当然のことながら大きな魚を取り
小さい漁師は小魚を・・。
文字も大きさに工夫があって、
とても楽しい作りです。
最後に、それぞれの存在を知っていて
子どもたちにはにして聞かせるところも、ほっこりします。 (やこちんさん 50代・ママ 女の子17歳)
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