自然科学のイラストを数多く描く、松岡達英さんの絵本シリーズ「はじめてのぼうけん」最初の作品です。 正確な生き物のフォルムと、デフォルメされた模様やしぐさにぐっと心をつかまれ、画面中央に目が吸い寄せられます。 次へページをめくった瞬間、中央の生き物が「ぴょーん」ととびあがる絵がユーモラスに描かれているのです。
手足をがばっと広げてとびあがる、バッタやニワトリの姿に思わず「かっこいい!」「へんなの!」と声が出ちゃう。 子どもたちはいっしょに「ぴょーん」ととびあがって大笑い。 あかちゃんから大人までみんなで楽しめそう。
飽きのこないおもしろさって、きっとこんな絵本のことを言うのでしょう。 小さな本なのに、縦に開いたときの「ぴょーん」の絵にはふしぎなダイナミックさがあります。 読めばきっとこの本が愛されている理由がわかります。 さあ、あなたも「ぴょーん」ととんでみたくなったでしょう?
体で感じたくなる「はじめてのぼうけん」シリーズ。 『うんちだよ』『ごろんごろん』など他作品もあわせてどうぞ。
(大和田佳世 絵本ナビライター)
ページをめくるたびにいろんないきものが、「ぴょーん」とはねます。 かえるが・・・・ぴょーん! こねこが・・・・ぴょーん! いぬが・・・・・ぴょよよよーん! ばったが・・・・ぴょーん! うさぎが・・・・ぴょーん! かたつむりが・・・・???
○内容紹介 ページをめくるたびにいろんないきものが、「ぴょーん」とはねる楽しい絵本です。 小さなお子さまに読んであげると、いっしょになってとんでしまうという、たのしいご報告をたくさんいただいています。
○編集部より 科学絵本の第一人者・松岡達英先生が、小さなお子さまたちのために、 贈るシリーズの1巻目です。 ユーモラスな仕草が、楽しいイラストですが、いきものたちのフォルムは正確。 楽しみながら、科学への視点がひらける良書です。
孫の大好きなぴょーん
朝、孫にぴょーんを読むのが日課になって、いつのまにかぴょーんじいと、ニックネームまでつけてもらいました。孫は、特ににわとりのぴょーんが大好きです。かわいい笑顔を、ありがとう。とても幸せにしてくれる絵本です。 (押し寿司さん 50代・じいじ・ばあば )
|