ある日、家に不思議な電子レンジが届いた。お皿を入れて食べたいものを歌うと、からっぽのはずのお皿にごちそうが登場! 著者がワークショップで子ども達と作りあげてきた出し物がこの度ついに絵本になりました。
電子レンジを開けるみたいに
さいとうしのぶさんの遊び心が満載で、見ていて楽しかったです。
絵本の作りにもご注目!
表紙絵の向きにページをめくっていくと…、まるで電子レンジを開けるみたいな動作になります。
そして「見返し」の部分に描かれた小包の絵。
中の扉絵で宅急便の人が小包を持ってきますが、それより前にこっそり描かれているのがいいなぁと、思いました。
パパとぼくの楽しいお留守番の時間のお話しです。
こんな電子レンジあったら、ほんとに楽しそうです。
ちょっと気になったのは、
それは電子レンジに入れてはいけませんって、入れ物まで入れてしまうので、絵本を見てふざけているれる子がいると怖いな〜と、思いました。
はっきりしていて遠目も利くので、読み聞かせにもお薦めです。
小学校低学年くらいのお子さんたちにいかがでしょうか?
読み手が男の方だと、“パパ”感がより出ていいかもしれません。
パパとぼくが歌う「はらぺこりんりん」の歌は元気いっぱい歌ってあげると、聞き手の子どもたちも喜びそうです。 (てんぐざるさん 50代・ママ 女の子22歳、女の子17歳)
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