日・中・韓平和絵本 へいわって どんなこと? 日・中・韓平和絵本 へいわって どんなこと? 日・中・韓平和絵本 へいわって どんなこと?の試し読みができます!
作: 浜田 桂子  出版社: 童心社 童心社の特集ページがあります!
テレビで話題!いま、かんがえてみませんか?
ジョージ大好きさん 40代・ママ

一度じっくりどうぞ
奥深いお話です。 平和って一言で…
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細かいところも本当にリアル! 絵に込めた思いは…?

───絵本のこともいろいろ伺いたいのですが、今回もすごく細かいところまでリアルに描きこまれていますよね。本の陳列とか、やはり取材をした本屋さんを参考にされているのですか?


本の陳列は書店員さんが力を入れている部分のひとつですから、かなり力を入れて描きました。平積みされている本もただ並べているわけではなく、関連のものを同じ棚にまとめたりと、そうとう工夫されているんですよ。ある書店員さんからは「うちの本棚は人間の人生を表しているんですよ」と教えていただきました。

───人生!?

その書店では、棚の一番左の端に出産、そして子育て関係の本、それから絵本や学習参考書、仕事関係、恋愛、結婚の本が並ぶ棚と続いて、最後、一番右の棚にはお墓の選び方やエンディングノートなどの本を並べているそうなんです。それを聞いたときに、なるほど!と思いましたね。

───絵本のなかの「どんぐりしょてん」の本も、1冊、1冊本の表紙や背がデザインされていて、何より、タイトルにすごくこだわりを感じました(笑)。この回転塔もカワイイですよね!

回転塔の置いてあるところがほとんどなくて、探すのに苦労したんですよ。

───そうなんですか? 子どもたちはあそこから本を選ぶのが大好きだと思うのですが。

何軒か取材をして、ようやく神奈川県茅ケ崎にある長谷川書店さんで見つけたときは嬉しかったですね。物語が進むに従って、回転塔に置いてあった本が売れて、しばらくはなくて、後日、新しい本が補充されていたり…と変化しているんですよ。


             売れた絵本が補充されたのが、わかりますか?

───さすがです! 「売れた本は補充!」も本屋さんのお仕事。それをさりげなく、回転塔の絵本の変化で描いているんですね! 個人的に「ほんは、こころのえいようです!!」というどんぐりしょてんのキャッチコピーがかなり気になったのですが。


これも長谷川書店さんが実際に掲げているキャッチコピーをもとにしています。地域密着型の書店さんなんですが、本は文化教養を伝えるものだから、地域には絶対必要なのだと、志高くお仕事をされている姿がとても印象的で、どんぐりむらでも少しアレンジして使わせてもらいました。

───いろんな書店さんの要素が、どんぐりしょてんには生かされているんですね。




どんぐりしょてんの外観は、表参道にある山陽堂さんのレンガ造りのレトロな外観を参考に、レジまわりと平積みしている棚は表参道のクレヨンハウスさんを参考にしました。取材した書店さんの名前は、本にはさみこんである「どんぐりしょてんつうしん」に掲載しているのですが、この「しょてんつうしん」も千駄木の往来堂さんで人気の「往来っ子新聞」を参考にしました。



「どんぐりしょてんつうしん」にもかなり力が入っています!お楽しみに♪



───読者の方が、この絵本を持って本屋さんに行き、似ている部分を探してみるのも盛り上がりそうですね。今回、どんぐりしょてんでは、「てんちょう」「くるん」「こなろう」の3つぶのどんぐりが働いています。みんなそれぞれ役割がちがっていいですよね。モデルはいるのでしょうか?


特にモデルはいないのですが、店長さんは、こういう店長さんがいたらいいな…という理想の姿を描きました。

───本が好きで、知識も豊富、お客さんみんなに対して親切丁寧…まさに憧れの存在ですね。てんちょうさんはあの売れっ子小説家「すだ・じい」先生の弟なんですよね。看板娘の「くるん」ちゃんは『どんぐりむらのぼうしやさん』で登場した「くりん」の妹で…。どんぐりむらの家族関係の広がりが見えて、とても面白かったです。


今回も見返し部分に「どんぐりむらのなかまたち」を紹介していますが、村自体が小さいので、家族関係や親せき関係が密なんだと思います。今までの「どんぐりむら」シリーズで登場したどんぐりたちが、今回もたくさん登場しているので、見つけて楽しんでもらえると嬉しいです。そうそう、どんぐりむらの専用ホームページもできて、そこでも、ほとんどのメインキャラクターを紹介しています。

───知らないキャラクターがいたら辞書がわりに調べられますね! ところで、おはなしの後半では、絵本のおはなし会の様子が描かれていますが、「どんぐりむら」シリーズで海の世界を体験できるなんて…とビックリしました!

私も海の生き物を描くのは初めてでした(笑)。学研さんの得意分野である、図鑑チームから資料をご提供いただいたりしながら、頑張って描いたのですが、柄や形をとらえるのが難しい魚もいて、結構苦労しました…。一番難しかったのが、左端のツバメウオの群れです。

───そんな苦労を感じないくらい、美しい海中の様子が描かれていて、「どんぐりレッド」の絵本の世界に引き込まれてしまいました。


絵本の中で別のおはなしを展開していくのも、読者の方に分かってもらえるのかという、ひとつの挑戦ではありました。でも、本を楽しむというのは、主人公と同じ気持ちになって、本の世界に入っていくことだという思いがあって。ここは描きたかった場面なんです。

───本の世界に入っていける。そういう読書体験を多くしている子が、本好きになるんでしょうね。

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【連載】こんにちは!世界の児童文学&絵本
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なかや みわ

  • 埼玉県生まれ。女子美術短期大学造形科グラフィックデザイン教室卒業。企業のデザイナーを経て、絵本作家になる。人気絵本作品に「そらまめくん」シリーズや「くれよんのくろくん」(第12回けんぶち絵本の里大賞受賞)シリーズ、自身の子育て経験を活かして描いた「こぐまのくうぴい」シリーズ等他多数。かわいらしく、個性的なキャラクター達が大活躍する心温まる作品は、子ども達や若いお母さんに高い支持を得ている。

作品紹介

どんぐりむらのほんやさん
作:なかや みわ
出版社:学研
どんぐりむらのぼうしやさん
どんぐりむらのぼうしやさんの試し読みができます!
作・絵:なかや みわ
出版社:学研
どんぐりむらのぱんやさん
どんぐりむらのぱんやさんの試し読みができます!
作・絵:なかや みわ
出版社:学研
どんぐりむらのおまわりさん
どんぐりむらのおまわりさんの試し読みができます!
作・絵:なかや みわ
出版社:学研
どんぐりむらのどんぐりえん
どんぐりむらのどんぐりえんの試し読みができます!
作:なかや みわ
出版社:学研
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