●絵本ナビスタッフがコウノトリに会いに行ってきました。
2017年2月、コウノトリに会いに、絵本ナビスタッフが越前市白山地区にある、コウノトリの飼育場所を訪れました。
本物のコウノトリに会う前に、『コウノトリのコウちゃん』に載っている、コウノトリについてしっかり勉強します。

コウノトリってどんなとり?
現在、越前市では、2011年から2羽のコウノトリ「ふっくん」と「さっちゃん」が飼育されており、その2羽が育てた4羽の子ども「げんきくん」「ゆめちゃん」「たからくん」「さきちゃん」が放鳥されています。

コウノトリのケージを訪れると……。
ケージの上に、どうやら巣があるようです。

巣にいるのは「みほとくん」。
通常、コウノトリは絵本にも出てくる「巣塔」の上に巣作りをするのですが、みほとくんは、ケージの上にいるのがお気に入りの様子……。
しばらく見ていると、「みほとくん」は、巣の材料を取りに飛び立っていきました。
力づよく羽ばたいている姿はとても堂々としています。

巣の材料となる枝を運んでいる「みほとくん」。
2011年、「コウノトリが舞う里づくり」として最初に白山地区にやってきた、「ふっくん」と「さっちゃん」のいるケージも観察します。

コウノトリは国の特別天然記念物に指定されているため、むやみに近づくことはできません。地区の住民の方が設置してくれた双眼鏡から、コウノトリを静かに観察します。

ケージの側に建つ白山小学校の一角には、コウちゃんの像がありました。

●コウノトリPR館へお邪魔しました。
自然の中で暮らしているコウノトリを見られるかは、そのときの運次第。でも、もし見られなかったとしても、コウノトリPR館を訪れると、コウノトリのことをいろいろ知ることができます。

館内は、コウノトリのはく製や、越前市とコウノトリとの歴史など、パネルや画像を使って紹介されていました。ここでしか買えない、オリジナルグッズも販売されています。
場所:しらやまいこい館 (越前市都辺町36−84)
開館時間:午前9時〜午後5時
休館日:月曜日(但し12月28日〜1月3日は休館) ※都合により変更となる場合がございます。
電話番号:0778−28−1400
◎越前市産業環境部農政課 コウノトリ共生室 石動千晶室長からコメントをいただきました。

越前市は2011年に「コウノトリが舞う里づくり」をスタートしました。それは、現代の暮らしと調和した、コウノトリも住める豊かな里地里山づくりを中心に、コウノトリをシンボルとした「安全、安心」「生きものとの共生を目指す」越前市ブランドを確立すること。さらに、環境教育を通じ、里地里山の自然と文化を守り、伝える人を育てる学びあいと交流を深めることでした。
ありがたいことに、その年から2017年まで8年連続でコウノトリが飛来してくるなど、「コウノトリが舞う里づくり」の確かな手ごたえを実感しています。
しかし、我々は単にコウノトリとの共生を望んでいるのではありません。コウノトリをはじめとした生きものが暮らすことのできるような、豊かな自然環境を作ることが目的なのです。
そのために、里地里山の保全再生として休耕田を使ったビオトープや、水生生物が水路と水田を行き来するときに使う水田魚道、田んぼを中干しした時にも、水生生物が生きていける水田退避溝の設置。さらに無農薬・無化学肥料のコメ作りの推進とブランド化など、あらゆる活動を行っています。
ぜひ一度、越前市にお越しいただき、我々の活動を見ていただきたいと思います。そして、ご賛同いただける方、また、全国の市区町村で同じような志を持つ方が一人でも増えることを願っております。
●『コウノトリのコウちゃん』かこさとしさんインタビュー公開しました。
文・編集/木村春子
写真/所靖子
















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