新装版 もっと たべるのだあれ?
- 出版社:
- 東京書店
絵本紹介
2025.11.21
視点を変えてみる、って、簡単そうで、案外難しいと感じませんか?そもそも視点が考える軸になっているわけだから……変えるのは、方向性?対象?いやそもそもの自分?……と、迷宮入り。そんなとき、ふっと思考に風穴を開けてくれる頼もしい絵本が、人気シリーズに仲間入りしました。
自分にとっての普通が、誰にとっても普通なわけじゃない。『ほしぞらのたからもの』が気づかせてくれるのは、自分とは違う「ふつう」を大切にしている人へのまなざし。
うそか、まことか?『いちじくのはなし』は、ほらふきいちじくが語る冒険物語に、登場する仲間たちも読み手も揺さぶられます。
唯一無二の花を咲かせる植物たち、でも元をたどると始まりはみんな、種。『たねはいのちのおわりとはじまり』は、あらゆる植物の一生を司る種の不思議をクローズアップした写真絵本です。
アイデアが停滞したり、固定概念にとらわれたり、そんな思考を打ち破るきっかけになってくれそうな絵本のほか、「100ぴきかぞく」「もぐらけんせつ」など、にぎやかなシリーズもお見逃しなく!
この書籍を作った人
絵とデザインの仕事を中心に、近年は空間デザインのアートディレクションやモザイクタイルの壁画など、幅広い仕事を手がける。様々な素材を組み合わせた作品は、ガラクタを集めたオーケストラのように、にぎやかで楽しいハーモニーを奏でる。「とびだすえほん たべるのだあれ?」「トトのかんぱい」「パタンパ!」「ピーターとおおかみ」刊行。2021年「とびだすえほん たべるのだあれ?」A’ Design Award 金賞、Indigo Design Award 金賞/2018年「ソレイユ川崎・それいゆ保育園」キッズデザイン賞/2009年イタリア・ボローニャ国際絵本原画展 入選
この書籍を作った人
東京都生まれ。絵本のワークショップあとさき塾で学ぶ。主な作品に「クヌギくんのぼうし」(風濤社)「おしゃれなからすガラフィーさん」(おはなしプーカ・学研)お散歩と、猫が好き。
この書籍を作った人
東京都出身。武蔵野美術大学造形学部卒業。広告代理店でグラフィックデザイナーとして勤務したのち、フリーランスのイラストレーターに転向。新聞・雑誌・バレエ専門誌・児童書籍の挿絵など幅広く手がける。
出版社からの内容紹介
もぐらけんせつの町で人気のドーナツ屋さんは、あまりの人気で売り切れつづき。「おみせがもっとちかくなれば、たべてもらえるんやけどなあ」。「あなぐまドーナツ」は遠くの山の向こうから、はるばるドーナツを売りに来ているのです。
ドーナツを食べたいという町のみんなの気持ちにこたえ、もぐらけんせつは山岳トンネルの工事に着手します。
ドリルジャンボがいわかべに穴をあけ、ホイールローダーで岩や石を運び出します。アルマジロなど左官屋さんも参加して、コンクリートの吹きつけを手伝ってくれました。何度も同じ工程を繰り返しながら、トンネル工事は少しずつ前に進んでいきます。
……そしてついに、トンネル貫通! 「あなぐまドーナツ」も新装開店。おいしそうなドーナツがたくさんならびました。
ドリルジャンボやジャイアントブレーカー、おなじみのホイールローダーやショベルカー、ダンプカーまで、かっこいい重機が大活躍。
ゆかいなもぐらたちの仕事ぶりも見所の、たのしいおはなし絵本です。
出版社からの内容紹介
日本上陸!「アリゲーターズ・マウス賞」受賞作
ペドロの大冒険、次の舞台は、とうとう「月」!?
ある夜、
チュウチュウ諸島のネズミたちのヒーロー
〈チュウチュウ冒険団〉の基地に、
発明家のアインチュウタインはかせから
呼び出しが届きます。
なんとはかせが、月をめざすロケットを
発明したというのです。
はかせのねらいは、
「月はチーズでできている」という言い伝えが
本当かどうか、確かめること。
すると、
ペドロたち三匹をのせた
はかせのロケットの導火線から、
いつのまにか煙がのぼって…?
ゆうかんなネズミたちの冒険を描いた、
英国で大人気の児童文学シリーズ第三巻。
ネズミのヒーローたちが、とうとう宇宙へ!
かわいいカラー挿絵がたっぷり入っています。
みどころ
「どうかな、おもしろいのかな?」
たまごがキッチンで見つけたのは、おはなし会のはりがみ。そこには、いちじくが「手に汗にぎる大冒険」の話をすると書いてあるのです。マシュマロと相談した結果、二人とも参加してみることにします。暗くなったキッチンのくだものかごの前は、すでにおおにぎわい。そこへ、いちじくがあらわれ……
「こよいはなすは、まことの冒険の物語。
どうぞごゆるりとお楽しみください」
様子のおかしい町の問題を、賢い知恵と勇敢な立ち回りであっという間に解決していくお話や、宝を手に入れるあと一歩のところで大変な危機に遭遇する話、さらにその続きのお話まで、いちじくが大活躍する壮大な話が3つ。果たしてこれは、本当の話なのかどうか。ビスケットはいちじくの活躍に感心し、はっかあめは最前列で目をキラキラさせ、マシュマロは冷静な疑問を投げかけつつ、なんだか少し疑っているみたい? そんなみんなの様子を見ながら、いちじくはある言葉を投げかけます。
大人も子どもも虜にした不思議な絵童話『たまごのはなし』で衝撃を受けた皆さんにとって、待望だった第2弾の登場です。今回の主役はほらふきのいちじく。絶妙なリアル感を演出しながら紡いでいく彼の話術は、かなりの腕前。見事に心を振りまわされ、頭から離れなくなるのです。前作でクセになってしまった、たまごとマシュマロの味わい深い会話も健在。注目の絵本作家・しおたにまみこさんの世界はどこまで深まっていくのでしょう。楽しみで仕方がありませんね。
この書籍を作った人
1987年千葉生まれ、埼玉育ち。女子美術大学工芸学科陶コース卒業。背景美術制作会社勤務を経て、絵本制作をはじめる。2014年「やねうらおばけ」で第15回ピンポイント絵本コンペ優秀賞受賞。2018年『そらからきたこいし』で絵本作家としてデビュー。同作が第11回MOE絵本屋さん大賞新人賞第2位受賞。作品に、『やねうらべやのおばけ』『さかなくん』『たまごのはなし』(ブラチスラバ世界絵本原画展金牌受賞)がある。
出版社からの内容紹介
植物観察家・鈴木純の植物観察絵本 第2作目のテーマは「たね」。
いのちのはじまりである「たね」を、まるで観察会に参加しているような楽しさと驚きで紹介します。
「みんな、ちがう植物だけど はじまりは、たったひとつぶのたねだったということは みんな、おんなじ」
そんな視点をもとに、 “たねの移動や芽生え”にとどまらず、
「そもそもたねって何だろう?」という根本にまで迫ります。
ヒマワリを軸に「たねからたねへ」とめぐる力強い循環を描き、
美しい写真とやさしく語りかける言葉で展開。
ユーモアをまじえた語り口は親しみやすく、
終盤の「みんな、これからなにになるのかな?」という言葉は子どもたちへのエールのように響きます。
分解やクローズアップで見せる個性的なたねの美しさも必見。
ページをめくるたびに、身近な植物から新鮮な発見が広がります。
64種類のたねや芽ばえがいっぱい!
たねの世界の奥深さとおもしろさを味わえる、魅力いっぱいの一冊です。
文:竹原雅子 編集:木村春子