クッキー投票!
- 訳:
- 椎名 かおる
- 出版社:
- あすなろ書房
絵本紹介
2026.02.19
何かに熱中しているときって、ハラハラドキドキワクワク、ガハハと笑ったりツーンと胸に響く感覚を研ぎ澄ましたり。お腹が空いたとか眠いとか寂しいとか、暑い寒いも忘れてしまいますよね。没入できる世界との出会いは、幸せなこと、充実した時間。子どもたちには、たくさんの「熱中」を経験してほしいと願います。
この冬、夢中になれる児童書や学習マンガをピックアップしました。
先日の衆議院選挙を通し、政治や選挙に関心をもったお子さんも多いのでは。自分たちの住む町をよりよくするにはどうしたら?『クッキー投票!』は、クラスみんなの意見を一つにまとめるため話し合い、考え、選ぶ「投票」のしくみがわかるおはなしです。
『ミルドレッドの魔女学校7 ねがい星のおくりもの』は、「ハリー・ポッター」の原型ともいわれ、イギリスで50年読み継がれる人気シリーズの第7巻。これを機にシリーズ通して読むのもおすすめ!
リンドグレーンが初めて書いた冒険ファンタジーや、エジプトやメソポタミア、ギリシア文明の歴史を学べる学習まんがもあります。あたたかい部屋で読み耽っていたら……外が冬であることも、忘れちゃいそう!
この書籍を作った人
訳書に、アントワネット・ポーティス作『まって』(日本絵本賞翻訳絵本賞)、ペトル・ホラチェック作『こぐまのともだちはどこ?』(ともに、あすなろ書房)など。
この書籍を作った人
1907〜2002年。スウェーデンのヴィンメルビューに生まれる。田園地帯の小さな農場で4人兄弟の長女として、幼い頃から大自然とともに幸福な子ども時代を過ごしたという。1944年『ブリット・マリはただいま幸せ』(徳間書店)で出版社主宰の少女コンテストの二等賞を得てデビュー。以降、児童書の編集者として働きながら多くの作品を発表し続けた。1945年には、彼女の娘の為に話して聞かせていたという『長くつ下のピッピ』を執筆、以降『やかまし村の子どもたち』『名探偵カッレくん』のシリーズ、『ミオよ、わたしのミオ』『はるかな国の兄弟』(以上岩波書店)など、彼女が生み出した世界中で愛されている物語は130作品以上にのぼり、「こどもの本の女王」と呼ばれた。 1958年には『さすらいの孤児ラスムス』で国際アンデルセン賞を受賞。2002年には、スウェーデン政府が彼女を記念して、児童青少年文学賞である「アストリッド・リンドグレーン記念文学賞」を創設。2005年に日本人初として荒井良二が受賞したのも記憶に新しい。
この書籍を作った人
1960年東京都生まれ。スウェーデン法の研究者だった父の影響で、幼い頃よりスウェーデンの文化に親しんで育つ。慶應義塾大学卒業後、スウェーデンのウプサラでスウェーデン語を学ぶ。児童書を中心に、翻訳を多数手がける。訳書に「セーラーとペッカ」シリーズ(偕成社)、『長くつ下のピッピ ニュー・エディション』(岩波書店)、『ニルスのふしぎな旅』(福音館書店)、「ステフィとネッリの物語」シリーズ(新宿書房)など。
この書籍を作った人
兵庫県生まれ。『ゆきがやんだら』(学研)はオランダで銀の石筆賞を受賞。『きつねのかみさま』(ポプラ社・作:あまんきみこ)で日本絵本賞。『金曜日の砂糖ちゃん』(偕成社)でブラティスラヴァ世界絵本原画展金牌賞。『ぼく おかあさんのこと...』(文溪堂)では、フランスでPITCHOU賞、オランダで銀の石筆賞を受賞。絵本に『よるくま』(偕成社)、『ロンパーちゃんとふうせん』(白泉社)など多数。
出版社からの内容紹介
オーストラリアの少女ナンディには、大好きな大叔母がいた。遠いギリシャのイサカ島から、時々遊びに来てくれるエレナ大叔母だ。エレナの語るギリシャの英雄や神々のお話に夢中になったナンディ……しかし、年月がたち、高齢のエレナは、もう旅行はできないと宣言する。それなら自分が会いに行こう! と決心したナンディは、高校を卒業するとギリシャへと旅立つ。たどりついてみれば、エレナは行方不明。だれも行き先を知らない。失意のナンディに話しかけたのは、なんとトビウオに姿をかりた古代ギリシャの神様?! 現実なのか夢なのかギリシャの海の魔法なのか……トビウオの声を聞くうちに、大叔母には大きな秘密があることがわかってくる。戦争の時代、独裁政権の時代、大災害の時代を自分らしく誇り高く生きたひとりの女性を描きだす物語。
この書籍を作った人
1943年、イギリス、ハートフォードシャ―生まれ。ロンドン大学キングズ・カレッジ卒業。小学校教師を経て児童文学作家になる。ウィットプレッド賞、スマーティーズ賞、チルドレンズ・ブック賞など数々の賞を受賞。邦訳作品に『最後のオオカミ』『忘れないよリトル・ジョッシュ』(ともに文研出版)、『世界で一番の贈りもの』、『おじいちゃんが のこしたものは…』、『希望の海へ』、『戦火の馬』(以上、評論社)、『モーツァルトはおことわり』(岩崎書店)、『ロバのジョジョとおひめさま』(徳間書店)、『月にハミング』(小学館)などがある。
出版社からの内容紹介
高校新科目「世界史探究」導入以降、初めてとなる世界史学習まんが!
まんがのおもしろさに自信ありの集英社が22年ぶりに刊行する最新版。
四六判のコンパクトサイズ、ソフトカバーだから、気軽にくりかえし読みこめる!
《カバーイラストは『キングダム』の原泰久先生!》
アフリカから世界各地へ到達したといわれる人類の始まりと、オリエントと呼ばれる一帯で紀元前3000年ごろから栄えた古代文明についてあつかっています。エジプトやメソポタミア、ギリシアの文明のそれぞれの特徴とともに、互いに影響をあたえ合った歴史も知ることができます。歴史上の英雄、アレクサンドロス大王の遠征を通じて、ギリシアとアジアの異なる文化がどのように融合していったかを見ていきましょう。
文/竹原雅子 編集/木村春子