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絵本ナビホーム  >  スペシャルコンテンツ  >  インタビュー  >  『新レインボー小学国語辞典 改訂第6版』監修者・金田一秀穂さんインタビュー

国語辞典はリビングやダイニングなど、家族の集まる場所に置こう。

───金田一先生は、これまで大人の辞書も子どもの辞書もたくさん監修をされていますが、子ども向けの「小学国語辞典」の監修は大人の辞書とは違いますか?

まあ、そうですよね。すでに大人になってしまった自分が、子どもの気持ちを察しながら、「こういう言葉を入れたら楽しいかな」「こういうページを入れたら辞書って面白いと思ってもらえるかな」と考えるわけです。欄外に載っている「ことばあそび」なんてその最たるものですよね。
大人は字が小さくて読み飛ばしてしまいがちですが、子どもはこういうところに載っているクイズ、大好きですよね。

───巻頭の「金田一ぱんが教える 言葉のひみつ」も、金田一先生がパンダになっていて、子どもたちはとても親近感がわくと思いました。

これは元々、「もちもちぱんだ」というキャラクターがいて、ぼくが『もちもちぱんだ もちっとことわざ』(学研)という本の監修をしたときに、コラボしたんですよ。それを今回の国語辞典でも再登場させることになりました(笑)。
巻頭特集の中では、ぼくは「写真でわかる ことわざ・慣用句」のページがすごく良いなと思っているんです。「うり二つ」とか「ねこの額」とか、写真で見ると「なるほどその通りだ!」ってすごく分かりやすい。
あと、「ことば博士になろう!」というコラムもオススメです。


巻頭特集は「金田一ぱんが教える 言葉のひみつ」
(「もちもちぱんだ」「金田一ぱん」は、ⓒKAMIO JAPAN)

───「ことば博士になろう!」のコラムは、「演劇からうまれたことば」や「料理に関係したことば」など、気になる見出しがありますね。

「料理に関係したことば」のコラムの中には「あんばい(塩梅)」「お茶の子」「手塩にかける」を紹介しているのですが、辞書は五十音順に言葉を載せるものだから、普通、この3つを並べることはなかなかできないんです。
でも、このコラムでパッと目にしたとき「この言葉は料理に関係しているんだ」って分かってくれる。
それが「動物園」のコラムかもしれないし、「演劇」のコラムかもしれないけれど、そういうきっかけでことばに興味を持ってくれる子が1人でもいてくれたらいいなって思っています。


コラム「ことば博士になろう!」

───欄外のクイズやコラムなど、いたるところに言葉に興味を持つきっかけをちりばめて作っているんですね。

「小学国語辞典」は子どもが言葉に興味を持つきっかけを作る最初の本ですからね。もちろん、絵本っていうのがもっと小さい子に向けてあるんですけど……、いかにも本らしい本、子どもが少しお兄さんお姉さんになったと実感するという意味では、「小学国語辞典」が最初の出会いなんです。
その最初の出会いを「つまらない」「難しい」という感想にしたくない。「言葉って面白いんだよ」というのを、きちんと正確に伝えたい。はじめて辞書を手にした子が、これから90年近くにわたって付き合っていくであろう日本語の、広い広い言葉の世界の向こう側へ、連れて行ってくれる。
「小学国語辞典」はそういう本であったらいいよねって思うんです。

───そのきっかけとなる辞書を、我々大人が子どもに手渡す。責任重大なことに感じます。
金田一先生は、子どもが「小学国語辞典」を使うとき、大人はどういう関わり方をするのが良いと思いますか?

まず「小学国語辞典」をリビングやダイニングテーブルなど、普段家族が集まる場所に置いてほしいです。

───子どもが勉強する場所ではなくて、家族が集まる場所にですか?

そう。ひょいとテレビのわきに「小学国語辞典」が置かれている。別に汚れたって構わないんですよ。おでんの汁がかかったって、いいじゃない(笑)。
それで、テレビを観ながら「今、このタレントが言った言葉ってどういう意味?」って聞かれたら、サッと辞書を開いてその場で調べる。
そうすると、辞書が身近に感じられて、「お勉強」という言葉から遠ざかっていきますよね。

───どうしても授業で必要になるから、国語辞典を買わなければという義務感に囚われがちですが、それではダメなんですね。

ダメではありません。実際に小学3年生では授業で必要になりますから。でも、国語辞典の面白さはそれだけではないんですよ。

───『新レインボー小学国語辞典』の「監修の言葉」の中でも、金田一先生が書かれていることですね。

そうです。国語辞典を使って、「判断力」や「思考力」、「表現力」を高めることは、別に国語の成績とは関係なく、全ての学問において、必要なことなんです。
だから、言葉の意味や使い方を調べるためだけではなく、自分自身のことや、自分を取り巻くいろいろな事を理解するために、国語辞典を楽しく使ってほしいと思います。

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