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トラといっしょに

トラといっしょに(徳間書店)

美しいイラストで描いた心に残る絵本

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絵本ナビホーム  >  スペシャルコンテンツ  >  絵本紹介  >  【連載】6月の注目の新刊&おすすめ絵本紹介 〜【児童書】小学校低学年向け読み物A〜

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2021年6月の新刊&おすすめ絵本

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明るくて活動的なイメージの「昼」と違い、「夜」は暗い、ミステリアス、怖い、不思議、秘密といったイメージがあります。本の題名に「夜」が入っていると、それだけで「どんな話なんだろう? きっと怖いことや不思議なことが起きそうだ」と想像できます。そんな「夜」のイメージをまとった読み物を6冊紹介します。

映画を観ているような不思議な体験ができる絵本『かようびのよる』

火曜日の夜なんて1年に何回も来るのに、なぜ題名になっているのでしょう? 表紙の真ん中にあるのは、9時少し前を指している時計。そしてその周りには、なにやら丸い緑のものが浮いていて、その上になにか生き物が乗っている……。表紙のイラストに想像力を刺激された上に、「かようびのよる」の謎がどうなるのかおはなしも気になってついページをめくってしまいます。

文字のボリュームは少なめで、メインはイラスト。小学校低学年の子でも「ひとり読み」できる読み物です。

 

  • かようびのよる

    みどころ

    これは実際にあったことです。
    火曜日のよる8時頃。静まりかえった池の水面に月の光を浴びて浮かび上がるのは、蓮の葉に乗ったカエルたち!? 一体何が起きているのでしょう。
    気がついたら夜空にはカエルがたくさん飛んでいて、どうやら町へ向かっているらしいのです。みんな同じ方向を向いて、窓の横を通り過ぎ、強い風に吹き飛ばされている干しっぱなしのシーツに巻き込まれ、大きな屋敷で居眠りをしているおばあさんの横でテレビを楽しみ、犬に追いかけられ。やがて明け方がやって来て……。

    言葉で書くと、とても有り得ないような出来事ですが、実に事細かにリアルな描写で描かれていて、目が釘付けになってしまうのです。美しく奇妙な景色、不思議な浮遊感、そしてほとんど文章がないのに感じる大きなストーリー性。まるで映画を見ているような感覚にしてくれます。自由自在なカメラワークが気持ちいい! アメリカのとある町、とある火曜日に何が起こっているのか、町の人はこの出来事をどう捉えているのか。来週の火曜日には、また違う何かが起こるのか? デヴィッド・ウィーズナーの作品の魅力は、なんといっても読む人の想像力が刺激されていくところですよね。

    コールデコット賞、絵本にっぽん賞特別賞受賞、日米両国で高い評価を受けている『かようびのよる』。一度読んだら忘れられない1冊となることは間違いありません。あ、もうひとつ。カエルたちのユーモラスな表情も意外と愛らしいので、こちらもお見逃しなく。

この書籍を作った人

デヴィッド・ウィーズナー

デヴィッド・ウィーズナー (David Wiesner)

絵本作家。アメリカ、ニュージャージー州生まれ。ロード・アイランド美術学院卒業後、子どもの本の仕事を始める。1989年に初めての自作絵本『フリー フォール』(BL出版)で、コールデコット賞にノミネート、1992年に『かようびのよる』で受賞。その後2002年『3びきのぶたたち』、2007年 『漂流物』(共にBL出版)でも同賞を受賞している。

幸運の黄色い新幹線『せんろをまもる! ドクターイエロー』を徹底解剖!

鉄道好きのお子さんに人気がある「ドクターイエロー」とは、新幹線の線路や架線の状態を調べ、整備する点検用の新幹線です。その役割から「ドクターイエロー」の愛称で呼ばれています。点検用の車両なので普通の新幹線のように頻繁に走っているわけではなく、いつどこで走っているのかが公表されていないことから、「見つけた人はラッキー!」と言われています。

本書では、そんなレア車両の「ドクターイエロー」の、知られざる仕事ぶりを徹底的に描いています。さらに「ドクターイエロー」の車両については、バーンと横に広がる観音開きで詳細に説明しているので、すみずみまでじっくり読んで楽しめるのがポイント。

 

  • せんろをまもる! ドクターイエロー

    出版社からの内容紹介

    ドクターイエローの〈秘密の仕事〉に密着!

    普段乗っている新幹線の安全や乗り心地のよさは、一体だれが守っているのでしょう? それは「新幹線のお医者さん」と呼ばれるドクターイエローとその仲間たちです。

    その名のとおり鮮やかな黄色が目印のドクターイエローが線路や架線を調べ、問題があった場所を仲間の保線車両たちが直すことで、新幹線の安全が守られているんです。地面に石を敷きつめたり、その石をつき固めたり、新しいレールに交換したり。あまり知られていない秘密のお仕事をたっぷりお見せします。

    また、みどころのひとつは全長1.0mの観音開きで読める、大迫力の図解ページ。これを読めば、ドクターイエローの内部が丸わかり。

    さあ、ドクターイエローの知られざるお仕事をのぞいてみましょう!

    【編集担当からのおすすめ情報】
    『巨大空港』、『しんかんせん、しゅっぱつ!』(ともに福音館書店)、『ヘリコプターのぷるたくん』、『ちかてつのぎんちゃん』(ともに小学館)など、数々の絵本を手がける人気作家・鎌田歩さんによるのりもの絵本です。

    みどころは全長1.0メートルの観音開きで読みこめるドクターイエローの大図解ページ。また、作中には「バラスト」や「トロリ線」、「道床交換車」、「マルチプルタイタンパー」など、ワクワクする専門的な用語がたくさん登場します。

    きっとこの1冊で、ドクターイエローのことが深くまで解るはず!
    乗り物や電車が大好きなみなさんに読んでいただきたい一冊です。

この書籍を作った人

鎌田 歩

鎌田 歩 (カマタ アユミ)

1969年東京生まれ。主な絵本作品に、『巨大空港』、『飛行機しゅっぱつ!』『新幹線しゅっぱつ!』『路線バスしゅっぱつ!』(以上、福音館書店)、『はこぶ』、『みつけた!こんちゅう』(ともに教育画劇)、『そらのうえのそうでんせん』『まよなかのせんろ』(ともにアリス館)、『しゅつどう!しょうぼうたい』(金の星社)、「はしる!新幹線」シリーズ(PHP研究所)、『ヘリコプターのぷるたくん』『ちかてつのぎんちゃん』(ともに小学館)ほか多数。

家電のお医者さんは懐中電灯! 『ぽっかりライトせんせい』

目覚まし時計や掃除機、冷蔵庫……私たちの生活にはたくさんの家電、略さずに言うと「家庭用電気(電子)機器」があります。でも使っているうちに調子が悪くなったり、壊れたりしますよね。そんな時に頼りになるのが、懐中電灯の「ぽっかりライトせんせい」です。

「ぽっかりライトせんせい」が頭のライトを光らせて、家電たちの調子が悪いところをすぐに見つけてくれます。頼りになる「ぽっかりライトせんせい」と、そんなせんせいに信頼を寄せる家電たちの、ゆかいなおはなしを楽しんでください。

  • ぽっかりライトせんせい

    出版社からの内容紹介

    ぽっかりライトせんせいは、お医者さん。
    患者さんは、目覚まし時計に、掃除機に、冷蔵庫!?
    そうそう。ぽっかりライトせんせいは、懐中電灯なんです。

    頭のライトで、みんなの不調は、見逃しません。
    決めゼリフは「ぽっかりライト!」
    今日はどんな患者さんが来るのでしょうか。

    ぽっかりライトせんせいと、その仲間たちが繰り広げる、小さくて愉快なお話。

ファンタジックで素敵な夢物語『真夜中のちいさなようせい』

靴屋の小人に歯の妖精、昔から人間のすぐそばに”存在しているかもしれない”といわれているのが、妖精です。妖精は西洋の物語のイメージが強いですが、実は「夜コッソリ現れる、小さくて不思議な存在」のおはなしは、世界各地に残っています。

本書は、やわらかな筆づかいで美しい韓国の伝統衣裳を描いたイラストが人気のイラストレーター、シン・ソンミ氏が初めて手がけた絵本。繊細で美しいイラストと一緒に、素敵な物語を楽しめます。

  • 真夜中のちいさなようせい

    出版社からの内容紹介

    男の子が熱を出して寝ています。そばには、看病をするママ。真夜中、ママがつかれてうとうとしはじめた時、小さな妖精たちがあらわれました。目を覚ました男の子に妖精たちは「あたしたちはママのお友だちよ」といい、小さかったころのママが妖精たちにプレゼントした花のゆびわを見せてくれました……。小さかった頃のママと男の子の心の交流を描くあたたかく美しい物語。
    伝統的な技法を現代的にアレンジしながら、デザイン的に優れた作品を発表し韓国で高い人気をほこるイラストレーター、シン・ソンミ氏の初の絵本です。

夢がある月のスイーツ『お月さんのシャーベット』

月を冷たいシャーベットにしようという発想が、夢があって素敵な絵本です。さぞや幻想的なおはなしが……と読み始めてみると、なんとやわらかで独特なおかしみのある関西弁の語り口。そう、訳者は『スモウマン』や『だじゃれ世界一周』でおなじみの絵本作家・長谷川義史さんなのです。

良い意味で予想を裏切られますが、読み終えたあとは納得。ひんやりするシャーベットのおはなしなのに、じんわりと心が温まります。

  • お月さんのシャーベット

    出版社からの内容紹介

    真夏の夜のこと―― えらいこっちゃ、お月さん、とけてはるがな。暑くて暑くてねぐるしい夜、どの部屋も窓をしめて、エアコンびゅんびゅん、扇風機ぶんぶん。あまりにも暑すぎて、ついに、お月さんがとけだした。おばあさんはたらいにしずくをうけとめ、ひんやりあま〜いシャーベットをつくります。ペク・ヒナが贈る愛のファンタジー世界。

この書籍を作った人

ペク・ヒナ

ペク・ヒナ (Baek Heena)

絵本作家。 自称「人形いたずら作家」。 1971年、 ソウル生まれ。韓国の梨花女子大学卒業後、 カリフォルニア芸術大学でアニメーションを学ぶ。 人形制作、 緻密なセット作り、 撮影までをひとりでこなし、 独自のファンタジー世界を作り出す。韓国でもっとも注目される絵本作家。一男一女の母。ポメラニアンのムンチと暮らしている。「2020アストリッド・リンドグレーン記念文学賞」を受賞。

この書籍を作った人

長谷川 義史

長谷川 義史 (Hasegawa Yoshifumi)

1961年、大阪府生まれ。グラフィックデザイナー、イラストレーターを経て、『おじいちゃんのおじいちゃんのおじいちゃんのおじいちゃん』(BL出版) で絵本デビュー。『うえへまいりまぁす』(PHP研究所)、『やまださんちのてんきよほう』 (絵本館)、『きみたちきょうからともだちだ』(朔北社)、『おへそのあな』(BL出版)、『スモウマン』『いろはのかるた奉行』(講談社)など、ユーモアあふれる作品を発表。2003年、『おたまさんのおかいさん』(解放出版社)で講談社出版文化賞絵本賞、2005年に『いろはにほへと』(BL出版)で日本絵本賞を受賞。2008年に『ぼくがラーメンたべてるとき』(教育画劇)で日本絵本賞、小学館児童出版文化賞を受賞。

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