今回、ご紹介する作品は、『頭がいい子の家のリビングには必ず「辞書」「地図」「図鑑」がある』です。
小川さんにインタビューを行い、この本が生まれた経緯、「辞書」「地図」「図鑑」を使うメリットを教えていただきました。
頭がいい子になるかどうか…それは家庭環境がカギ! 家族が一緒に過ごすリビングに「辞書」「地図」「図鑑」の知的アイテムを置き、ふだんから慣れ親しむことで、後々の学力に大きな差がつく! どういう辞書・地図・図鑑を選べばいいのか、どうしたら効果的に使えるのか。「中学受験のプロ」として個別指導教室代表を務める著者が、学力向上につながる家庭環境のつくり方を具体的に余すところなく解説。 置くだけで賢くなる厳選本やアイテム117点も紹介。
●『頭がいい子の家のリビングには必ず「辞書」「地図」「図鑑」がある』の内容をご紹介!
まず見ていただきたいのがこちらの写真。
この中に、子どもの学力を伸ばすためのポイントが隠されています。さあ、どこがポイントなのか分かりますか?
リビングに本棚を設置することで、子どもの環境がどのように変化するのか、調べること、学ぶことに対する好奇心がどのようについてくるのかがこの本では詳しく描かれています。
では、リビングに置いておきたい「辞書」「地図」「図鑑」とはどんなものなのでしょうか?
それぞれの特徴と役割を見ていきましょう。
【図鑑】……知識を増やす最強のビジュアルツール
ビジュアル刺激が最大のメリット。好奇心を広げてくれるところに価値がある。
<使い方ポイント>
・親子で一緒に眺めて「いっぱい!」を実感。
・先入観のない小さいうちから図鑑に触れさせておくことで、「図鑑って楽しい!」と思わせる。
<使い方ポイント>
・リビングの子どもの目線の高さに貼って、ニュースで話題になった地名や子どもが関心を持った情報が出てきたら、地図に印をつけていく。
・年齢が幼いほど地図に対する苦手意識もないので、楽しみながら知識を増やしていくことができる。
【辞書】言葉の理解を深めるツール
言葉を調べて理解するために使うだけでなく、理解したことを他人に伝えるときの共通言語を理解するためにも使えます。
<使い方ポイント>
・子どもが小さいうちは、「辞書は子どもに引かせるものではなく、親が読んであげるもの」ととらえておく。
・子どもの成長のタイミングにあわせて、幼い頃から辞書に慣れ親しませ、「辞書を開くと物知りになって、なんだか楽しい」と経験させてあげる
……いかがでしたでしょうか?
「図鑑」「地図」「辞書」それぞれがどのような役割を持っているか、それぞれの特徴と選ぶときのポイントがご理解いただけたと思います。『頭がいい子の家のリビングには必ず「辞書」「地図」「図鑑」がある』では、さらに詳しく、この3つを組み合わせて、学習効果をアップさせる方法などが詳しく載っています。
それでは、次のページから、作者の小川大介さんのインタビュー、スタートです。