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絵本ナビホーム  >  スペシャルコンテンツ  >  インタビュー  >  『プルバックでゴー! あかいきしゃはどうぶつえんいき』しかけ絵本専門店「メッゲンドルファー」 嵐田一平さんインタビュー

「プルバックでゴー!」は新しいタイプのしかけ絵本です。

───「プルバックでゴー!」シリーズが出版されたとき、お店で本を見た感想を教えてください。

まず、このしかけの発想にビックリしました。今までポップアップタイプのしかけ絵本は、紙でできているものが大半を占めていました。しかし、この「プルバックでゴー!」は紙とプラスチック製のオモチャがとてもバランスよく組み合わさっていました。見た瞬間に「これは子どもたちに人気の絵本になるぞ」と思いました。

───「プルバックでゴー!」シリーズの1冊目はテントウムシが、ハスの池や落ち葉の周りをぐるぐる回る『てんとうむしのおさんぽ プルバックでゴー!』ですね。

てんとうむしのおさんぽ プルバックでゴー!
作:フィオナ・ワット
絵:ベン・マントル
訳:みずしま あさこ
出版社:大日本絵画

おさんぽにでかけた てんとうむし・・・ひとりでおうちに かえれるかな・・・。 付属のてんとうむしがコースのうえをすいすいはしるよ!

この『てんとうむしのおさんぽ プルバックでゴー!』は男女問わず人気のある絵本です。絵もとてもポップでかわいいので、昆虫が苦手というお母さんにも好評ですね。しかけだけではなく、テントウムシがお家に帰るというストーリーも分かりやすくて、お店に置いている見本を食い入るように眺めているお子さんも多いです。

───第2弾は、真っ赤な車が町の中や高架道路、のどかな田舎町を走る『プルバックでゴー! ドライブにいこうよ』。これはどちらかというと男の子に人気がありそうですね。

ドライブにいこうよ プルバックでゴー!
文:フィオナ・ワット
絵:ステファノ・トグネッティ
訳:みずしま あさこ
出版社:大日本絵画

にもつをつんでしゅっぱつ!どこへいくのかな? プルバックのくるまがページのなかの4つのコースをはしるよ! 「てんとうむしのおさんぽ」につづく第二弾!

はい。目をキラキラさせてプルバックを走らせている男の子が多いですね。あと、一緒にお店に来たお父さんもお子さんと一緒に楽しんでいる場面をよく見かけます。この2冊目と4冊目の『いそげ! へりこぷたー プルバックでゴー!』は男の子が好きなテーマをとても上手にプルバックのしかけと組み合わせている作品だと思います。

いそげ!へりこぷたー プルバックでゴー!
文:フィオナ・ワット
絵:ガブリエーレ・アントニー
訳:みずしま あさこ
出版社:大日本絵画

つうしんセンターは、おおいそがし。かいがんやスキー場、あっちこっちでSOS!レスキューたいいんが、へりこぷたーにとびのります。プルバックのへりこぷたーを走らせて、げんばまでひとっとびだ!

───『いそげ! ヘリコプター プルバックでゴー!』は、SOSの緊急連絡を受けて、現場に駆け付けるレスキューヘリコプターが主役のおはなし。今までのプルバックのカラーとは一転して、黄色い色が目を惹きます。海や雪山、石油プラットフォームなど、レスキューが駆けつける現場も緊迫感のある場所が選ばれているのも見ごたえがありました。

電車や自動車もそうですが、飛行機やヘリコプターが好きな子も多いですね。特にレスキューヘリは特別感がありますから、子どもたちの間でもこの本が一番好きという子もいます。

───3冊目はちょっと趣向を変えた『クリスマスイブのサンタさん プルバックでゴー!』これはクリスマスのプレゼントにピッタリですね。

クリスマスイブのサンタさん プルバックでゴー!
文:フィオナ・ワット
絵:シモーナ・サンフィリッポ ジョン・ラッセル
訳:みずしま あさこ
出版社:大日本絵画

今夜は、クリスマスイブ。サンタさんはプレゼントを届けるのに大忙しです。 付属のプルバックを2,3回後ろに引いて、絵本に敷かれたレールの上を走らせてみましょう!

このシリーズの中で最もファンタジー世界が広がる1冊です。どのページも夜の風景なのですが、イルミネーションがきれいな街中や、子どもたちが眠っている屋根の上をサンタさんのソリが飛んでいる様子はとても美しい人気の作品ですね。

───そして5冊目が『プルバックでゴー! あかいきしゃはどうぶつえんいき』。これもやはり男の子に人気の作品ですか?

そうですね。でも、この作品は男女問わず人気がありますね。絵の中に牧場や果樹園、動物園など動物もたくさん描かれているからかもしれませんね。

───確かに、牧場でピクニックを楽しんでいる人々の間を走らせたり、橋を渡って、池の周りをぐるっと一蹴させたり。絵の中に描かれている場面がまるで汽車に乗って旅行を楽しんでいるような気分になります。

絵本のページは4ページなので、少ないと感じる方もいるかもしれませんが、これはプルバックを走らせるための溝を作るのに大事なしかけ。ぐるっと回転していたり、大きくカーブをしているコースの上を列車が走る様子は、とても楽しめると思いますよ。

───目的地である動物園の動物の姿もとてもユニークですよね。

絵本の中には「おさるさんは どこにいたかな?」と質問が出てきますが、ご家族で楽しむときは、それぞれ質問をしあって、絵の中に描かれているものを探してみるのも楽しいと思います。

───列車を走らせるだけでない、新しい遊び方がいくつも生まれそうですね。嵐田さんはこのシリーズを、何歳くらいのお子さんにオススメすることが多いですか?

おそらく対象は、小学校に入る前のお子さんだと思うのですが、1、2歳くらいのお子さんに見せても、プルバックの動きをジーッと目で追って楽しむことができます。まだ文字が読めない小さいお子さんでも、しかけを見て楽しむことができるのが、しかけ絵本の特徴なんです。「プルバックでゴー!」シリーズは、しかけ以外に、絵の中に描かれている動物などを探して遊ぶこともできるので、小学生のお子様でも楽しんでいる子もいらっしゃいます。

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作品紹介

プルバックでゴー!あかいきしゃはどうぶつえんいき
文:フィオナ・ワット
絵:ジム・フィールド
訳:みずしま あさこ
出版社:大日本絵画
てんとうむしのおさんぽ プルバックでゴー!
作:フィオナ・ワット
絵:ベン・マントル
訳:みずしま あさこ
出版社:大日本絵画
ドライブにいこうよ プルバックでゴー!
文:フィオナ・ワット
絵:ステファノ・トグネッティ
訳:みずしま あさこ
出版社:大日本絵画
クリスマスイブのサンタさん プルバックでゴー!
文:フィオナ・ワット
絵:シモーナ・サンフィリッポ ジョン・ラッセル
訳:みずしま あさこ
出版社:大日本絵画
いそげ!へりこぷたー プルバックでゴー!
文:フィオナ・ワット
絵:ガブリエーレ・アントニー
訳:みずしま あさこ
出版社:大日本絵画
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