皆さんは「デジタル絵本」と聞いて、どんなイメージを持ちますか?
「興味はあるけれど、どれが良いか分からなくて…」「外出先で遊べると便利」「やっぱり絵本は紙の方が良い…」など、いろんな考えがあると思います。
「デジタルかアナログ、どちらが優れているかではなく、想像力やコミュニケーション力を育むツールとして可能性を生み出したいと思った」。みらいのえほんプロジェクトのみなさんは、今回の取材でそう語ってくれました。今回、絵本ナビ事務局長カナガキが、「デジタルえほんミュージアム」を見学し、デジタルとアナログの新たなつながりをレポートします。
●デジタルえほんミュージアム、2013年1月23日オープン!
我々、絵本ナビスタッフは、2013年1月23日にオープンした、「デジタルえほんミュージアム」にお邪魔して、ライブラリーの中をひと足先に見せていただきました。
市ヶ谷駅近くの外堀通り沿い、DNP市谷田町ビル地下1階から2階にあるコミュニケーションプラザ「ドット DNP」。
「デジタルえほんミュージアム」はその地下1階部分を大きく使った施設としてオープンしました。
コミュニケーションプラザ
「ドット DNP」
階段を下りると、とっても不思議な空間が!
デジタルえほんミュージアムは、“「本」の未来の「読み手」と「作家」を育む”をコンセプトに、子ども達がデジタル絵本の世界を楽しく体験できる展示やワークショップを開催している空間。
そこは大きく3つのコーナーに分かれていました。
デジタルえほん「tap*rap」シリーズをはじめ、国内外のさまざまなデジタル絵本を楽しむコーナー。
その楽しみ方が今までと一味違い、とてもユニークなんです。
さまざまな作家やクリエイターが生み出す夢や想像力あふれる作品にふれるコーナー
子ども達の想像力や表現力を育む「デイリー」「スペシャル」の2つのワークショップで、「つくる」を体験するコーナー。