この年齢だったら、この作品は読んでおきたい!という名作・定番読み物、また最近何を読んだらいいか分からず悩んでいる、というような子たちにおすすめの、楽しく読める!とっておきのお話を学年別にご紹介します。小学生の子どもたちへのギフトにもおすすめです。ロングセラー作品から新しい作品まで新旧織り交ぜてご紹介します。
![]() 世界じゅうで翻訳され、こどもたちに愛されつづけているシリーズ。日本語版の新刊発売につづき、既刊も新装版となって登場!第1弾は『きえた犬のえ』。めいたんていのネートはなかよしのアニーにたのまれて絵をさがすことに・・・・・・。
![]() ドドさん夫婦の家の壁と壁のすき間に住む、おかあさんねずみと、四ひきの子ねずみ。そのうち四ひき目は、「やかましやのヤカちゃん」とよばれていました。 どうしてこんな名前がついたかって? それはね…このヤカちゃん、とてつもなく声が大きかったからなんです。 たとえばこんな風。おかあさんねずみが、ドドさん夫婦に存在を気づかれないよう「けっして音をたててはいけない」と注意している時も「うん、わかったよ、おかあさん」と答える声のなんと大きいこと!他にもおかあさんねずみの注意に対して、全部うんと大きな声で答えるヤカちゃんのお返事の繰り返しが何とも愉快でたまりません。でもお返事のしかたから、ヤカちゃんがとっても素直でまっすぐで良い子だということが伝わってきて、どんどんヤカちゃんを応援したくなってしまいます。けれどもやっぱりその大きな声のせいで、ドドさん夫婦の家にねずみがいることがばれてしまって…。 続きはこちら
![]() 一匹のヒキガエルが、ある冬の日に恐ろしいミミズクにつかまって、誕生日に食べられる!? 長い間、小学校国語の教科書にも取り上げられているこちらのお話。大人の方にはあっと懐かしく感じられた方も多いのではないでしょうか?1982年に日本で初めて刊行された後、2008年に訳を新たに装丁も大きく変わり、さらに読みやすく手にとりやすくなりました。 土の中で暮らしているヒキガエルのきょうだい、ウォートンとモートン。ある日ウォートンはモートンが作った美味しい砂糖菓子をおばさんに届けるため、寒い雪道をスキーで出かけます。しかし途中で足をケガして、たちの悪いミミズクにつかまってしまうのでした。ミミズクは6日後の自分の誕生日の特別なごちそうとして、ウォートンを食べるといいます。けれどもウォートンとミミズクは毎晩、お茶を飲んでたくさんおしゃべりをするように。もしかしたらミミズクの気が変わるかも?と淡い期待を持つウォートンとともに読者である私たちもウォートンがどうか食べられませんように、と祈らずにはいられません。そうするうちにもミミズクは、カレンダーの日付を1日1日「×」で消していき、誕生日はどんどん近づいて…。果たしてウォートンは食べられてしまうのでしょうか? 続きはこちら
![]() タンポポのはちみつ・ツルバラのジャム……。心にふんわりおいしいパンのファンタジー。 くるみさんは、つるばら村で、宅配のパン屋さんをしています。 おいしいパンを、村じゅうのひとたちに食べてもらえたらいいな……。そう思っているくるみさんのところに、お客さんからパンの注文がありました。きょうもくるみさんは、たっぷり心をこめたパンの生地をねりこんで、ふっくらやきあげます。 くるみさんとお客さんとの、かわいいパンのファンタジー。 ……すると、クマはパンを1度ぱくっと口に入れて、しあわせそうにほほえみました。 「もちっとして、口じゅうに、タンポポのかおりと、はちみつのまろやかなあまさがふわあっとひろがって、こんなにおいしいパンははじめてです。」──はちみつのパンより──
![]() 「弟がいたら、いいなあ」 そう願っていた四年生の健太の前に現われたのは、「ロボットかします」という文字がきらきら光る小さなお店。ロボットがほしい人にしか見えないというその文字が見えた健太は、お店の中に招かれ、おこづかい全部とひきかえに、弟ロボットを手に入れます。名前はツトム、六さい、小学一年生。性格は元気で明るい子。自分の好きなように設定し、準備完了です。けれど家族や友達にはどうやって説明すれば良いのでしょう?いやいやそんな心配はいりません。ロボットからは特別な電波が出ていて、ロボットに出会った人はみな最初から健太に弟がいたと記憶が変えられてしまうとのこと。健太がばらしてしまわない限り、ツトムがロボットだとばれることは決してありません。 こうして、あっという間に弟ができた健太は、ツトムがかわいくて弟ができたうれしさでいっぱいです。しかし、いいことばかりではない現実が健太の前に次々にやってきます。健太だけの特等席だったお母さんのひざの上が取られる、テレビのチャンネル争い、大好きなおやつのポテトチップスを全部食べられてしまう…兄弟がいる人には何やら身に覚えのある風景ですよね。 健太も初めのうちは、ぼくはお兄ちゃんだから…と我慢していましたが、そのうちけんかになると「お店に返すぞ!」と小さな声で弟につぶやくようになります。するとツトムが言うことを聞くので、健太は反則だと思いながらも、この「まほうのことば」を使うことがやめられません。そしてとうとう…。 続きはこちら
![]() 聡子は六年生。好きな男の子霧島くんと仲良くなるために、塾の夏期講習のあいだ、お互いの苦手科目を克服する「ハッピーノート」をつくって一緒に勉強するのですが……。なかなか自分らしくいられない女の子が、わがままでも人の言いなりでもない自分のペースをつかんでいく、ひと夏の体験。読んだ後ちょっぴり前向きな気持ちになる一冊です。
この世代をこえて愛される人気シリーズの主人公、ねずみくんの“おたんじょうびかい”が開催されました。楽しい会の様子をレポートします。
「おかあさんが あんでくれた ぼくの チョッキ、ぴったり にあうでしょう」 と得意げなねずみくん。ところが、「ちょっときせてよ」とどんどん仲間がやってきて…… すぐに思い出しちゃいますよね、子どもの頃、何度も読んだ「ねずみくんのチョッキ」。1974年に第1巻が登場してから今年で40年、その間にシリーズは31巻、累計500万部を数えるロングセラーとなりました。ねずみくんとその仲間達は、 今も変わらず 子どもたちの大切なお友だちなんです。
![]() おかあさんがあんでくれた赤いチョッキ。 「ぴったり にあうでしょう」 ねずみくんはうれしそうに言います。いいチョッキです。 すると、あひるくんがやってきて言うのです。 「ちょっと きせてよ」 そうやってあひるくんがチョッキを着ていると、今度はさるくんが言います。 「ちょっと きせてよ」 さらにあしかくん、ライオンくん・・・・次々に動物がやってきてねずみくんの赤いチョッキを着るのです。 あれれ、チョッキはだいじょうぶなのかな? 小さくて可愛いねずみくんの、ちょっぴり自慢気な表情から始まるこの絵本。 「ねずみくんのチョッキをきる」というくり返しだけなのに、姿も大きさも違う個性的な動物たちが登場するたびに子どもたちはドキドキしながら次のページを見守ります・・・ 続きはこちら
ねずみくんと仲間たちの楽しいおはなし、何度も読み返したくなる作品ばかりです。
ミニ絵本、お絵かきブックにトランプ・・・たくさんのねずみくんを揃えたくなっちゃいますね!
◆プレミアムサービスは、絵本1冊から送料無料、
しかも今なら・・・
編集後記
◆最後に絵本ナビからのお知らせです!
絵本ナビのマイページとマイ絵本棚をリニューアルしました!
絵本棚の複数公開や、棚の整理など、これまで以上に便利に楽しく
絵本棚をご利用いただけるようになりました。
本日(9月11日)、【重要なお知らせ】としてメールをお送りする予定ですので、
ご確認くださいませ。
◆次回の絵本ナビメルマガは…
9月のサイン本スペシャル号第2弾
の配信予定です。
来週のサイン本スペシャルのご案内メルマガは9月17日(水)に配信予定です。
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9月のサイン本スペシャル号第2弾メルマガ配信時間(予定)
2014年9月17日(水)18〜20時頃
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絵本ナビ販売開始時間
2014年9月18日(木)20時〜
「限定商品コーナー」にて販売開始!
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にご登録いただいた方に向けて、 9月17日(水)20時より、先行販売を実施する予定です。
木曜日には、通常の絵本ナビメルマガも配信予定です。
それでは、また来月の読み物紹介号にてお会いしましょう。 最後までお付き合い下さってありがとうございました!
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