
「おぎゃあ おぎゃあ!」 あかちゃんが生まれて、おかあさんは大忙し。 さあ、おばあちゃんの出番だよ。 おばあちゃんはおたすけマン。まごのためなら、エンヤーコラ!
お姉ちゃんになったあこちゃんのお迎えはおばあちゃん。 おばあちゃんはみちくさ名人、帰り道ものんびりで楽しいことがいっぱい。 おかあさんは「はやくはやく」って言うもんね。 だけど、あかちゃんがおかあさんひとりじめ。いいなあ。
ところで、おばあちゃんはいつから「おばあちゃん」になったのでしょう。 「おばあちゃんも あかちゃんだったんだよ」 えっ、ほんとう? びっくり! 歳をとれば、だれでもだんだんおばあちゃんになる。でも、あこちゃんのおばあちゃんになったのは・・・? 新しい家族を迎えて、みんながニコニコ、にぎやかであたたかな家庭を描きます。 やさしいおばあちゃん、怖そうなおばあちゃん、おしゃれなおばあちゃん、「おばあちゃん」と呼ばせないおばあちゃん・・・ご近所の色々なおばあちゃんも登場して、見ているだけで元気になれるおばあちゃん応援絵本です。
『おかあさんがおかあさんになった日』から22年、『おとうさんがおとうさんになった日』から13年。そして、とうとう『おばあちゃんがおばあちゃんになった日』が発売となりました。 すっかりおばあちゃんとして大活躍されている長野ヒデ子さんの、幸せパワーが伝わってきて、なんだかおばあちゃんになるのが楽しみになってきます。 まごのためなら、エンヤーコーラ。やっぱりおばあちゃん、すごいね!
(磯崎園子 絵本ナビ編集長)

かわいい赤ちゃんがうまれて、おかあさんは大忙し。お姉ちゃんになったあこちゃんのおむかえには、おばあちゃんがきてくれます。あこちゃんのおばあちゃんは、いつから「おばあちゃん」になったのかな?あこちゃんとおばあちゃんの心の交流、そして赤ちゃんをむかえた家庭のあたたかさを描いた物語です。

私にとっては よくわかる内容でした。
私は「おばあちゃん」です。
3人の子育て経験もあります。
長女には二人の子供がいて、
私にとっては可愛い孫たちです。
我が家への里帰り出産だったので、
絵本の内容とは ちょっとちがうのですが、
私自身も元気で
家事などを手伝えたこと、
それは貴重な体験で
とても幸せなことと思っています。
そのことを思い出せた絵本です。
主人公が「おばあちゃん」ということで、
それに当てはまる、共感できる読み手は
少ないかもしれませんが、
私も孫の成長を見守る
元気なおばあちゃんでいたいと
パワーをもらう1冊でした。 (koyokaさん 50代・じいじ・ばあば )
|