なるほど! お金のはなし

なるほど! お金のはなし

  • 絵本
  • 児童書
著: マーティン・ジェンキンス
絵: きたむら さとし
訳: 吉井 一美
出版社: BL出版

税込価格: ¥1,650

ご購入いただけません

  • ◆『見積書』は商品を買い物かごに投入後、作成いただけます。
  • ※かごに入れても商品の確保は完了いたしません。お急ぎの際には、お早めに購入手続きの完了をお願いいたします。
  • ※「取り寄せ注文する」の際には、出版社の在庫状況により、お取り寄せできない場合がございます。あらかじめご了承ください。

作品情報

発行日: 2015年11月10日
ISBN: 9784776407317

出版社のおすすめ年齢:高学年〜
24×20cm 60頁

この作品が含まれるテーマ

みどころ

お金って何でしょう?
いつできたの? どうしてできたの?
当たり前のように使っているけれど、いざ聞かれるとむずかしいですね。
著者マーティン・ジェンキンスさんも、そんな素朴な疑問を持ったひとり。
だからこそ本書では、子どもたちにも理解しやすいように、
お金の歴史、成り立ちをわかりやすく書いてくれています。
ちょっと中をのぞいてみましょう。

人間は、最初は自給自足で暮らしていたけれど、
物々交換するようになり、定住して財産を持つうちに、
自分がどれくらい所有しているかを記録するために、
粘土を丸めたおはじきのようなものを使い始めたんだって!
そして、その記録を使って物を売り買いできるようになり、
そのうちに、アクセサリーやお守りに使っていた金、銀といった金属が、
価値を共通に認められるという理由で、物と交換できる「貨幣」に
なっていったんだって。
なるほど〜!
ここまで読んで来ると、もう、この本にすっかりはまってしまいますよ。

あとがきには、「(お金を)何よりもすばらしいと考える人もいれば、
実に悪いものだと考える人もいる」と、はっとさせられる言葉も。
きたむらさとしさんのイラストがユーモラスで、経済の話を
楽しく理解する助けになってくれます。優雅な服装をした古代の人々が
羊を売り買いする姿がかわいらしく、身近に感じられますよ。
はじめて「お金」について学ぶ子どもたちにもおすすめですし、
おとなも一緒になって楽しめるところもいいですね!

(長安さほ  編集者・ライター)

出版社からの紹介

お金について学ぶというと、みなさん何を思い浮かべますか?
お金の管理や銀行のしくみ、電子マネーやカードの使い方?
この本では、物々交換をしていた時代から現代まで、お金の歴史をたどりながら、
お金の本質に迫ります。各ページにそえられたきたむらさとしの絵もユーモラス。
子どもたちが興味をもって読み進められるよう工夫されています。

ベストレビュー

すごくよくわかり「お金」と社会経済の流れ

正直、びっくりするほど『お金』とお金の歴史のことがよくわかる作品でした。
文章は多めですが、絵で図解してくれているので、目で入ってくる情報として、理解しやすかったです。

作者はケンブリッジ大学卒。作者紹介に書いてある企業がどんなことをするところなのかイマイチ想像がつきませんが、
この方の「お金」に関する知識のポイントは素晴らしいです。

この絵本に出会って、『お金』ができた理由や経済の流れなどを知識としていれば、将来社会へ出たときにとても役に立つと思います。
小学校高学年から興味があれば十分読める内容です。
中学生・高校生くらいの年頃で、将来、経済や社会流通に興味のある子どもたちには特におすすめす。
(てんぐざるさん 40代・ママ 女の子20歳、女の子15歳)

きたむら さとしさんのその他の作品

ぼくがここに / こいぬのがっこう / 大きな 大きな 大きな 足あと もし全人類がひとりの超巨人だったら / エルマーのたんじょうび? / ことばとふたり / エルビス、こっちにおいで

吉井 一美さんのその他の作品

介助犬レスキューとジェシカ


PAGE TOP

  • 子どもに絵本を選ぶなら 絵本情報サイト 絵本ナビ
  • 絵本ナビスタイル 絵本から広がる子育て
  • 絵本の定期購読サービス 毎月お届け 絵本クラブ
  • 英語を絵本で楽しく学ぶ 絵本ナビえいご