おばあちゃんがこどもだったころ
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おばあちゃんがこどもだったころ

  • 絵本
作: 菅沼 孝浩
出版社: 岩崎書店

税込価格: ¥1,760

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作品情報

発行日: 2017年04月22日
ISBN: 9784265812028

出版社のおすすめ年齢:低学年〜
A4変型判・34ページ

この作品が含まれるテーマ

みどころ

なつかしい昭和の頃の出来事を、一枚一枚のページにとじこめたユニークな絵本です。
おばあちゃんがまだ小さな女の子だった頃、都会の下町の、親戚の家の2階に住んでいました。
夜寝るときは、親子3人で川の字になって眠ります。弟は生まれる前でした。

家の前は、舗装されていない道で、雨がふるとどろんこになりました。
ゴムとびやフラフープで遊ぶのが流行っていました。
やがて家族は団地へ引っ越します。
おばあちゃんは小学生になり、友だちと駄菓子屋さんにいったり、貸本屋さんで漫画を借りたり、ときどきは家族でおめかししてデパートにいったり…。

絵本を開くと、そこには、「おばあちゃんがこどもだったころ」の風景があります。
そして、昭和を代表する物品の数々が、絵の中によみがえります。
真空管テレビや、真空管ラジオ。自動式電気炊飯器。
オリエンタルカレーやオロナインのホーロー看板。
ホンダのポートカブや、ダイハツのミゼットなどの二輪車。
おじいちゃんやおばあちゃんに本書を見せたら、生き生きとかつてのことを教えてくれるかもしれません。

小さな女の子だったおばあちゃんが成長するにつれ、プレハブの校舎から、デパートやお店が立ち並ぶ大通りへ、デパートのレストランや屋上の遊園地、学生運動がさかんな大学、大阪の万国博覧会と、視点は大きくひろがっていきます。

この絵本を開きながら、おじいちゃんやおばあちゃんに子どもの頃の話を聞いてみませんか?
今のようにスマートフォンなんてなかった時代。
でも子どもたちは昔も今と変わらず、毎日精一杯楽しんでいたみたいです。
表紙では現在の東京タワー、裏表紙では建設中の東京タワーを見ることができます。
激動の時代とともに、移り変わってきた風景を見くらべてみてくださいね。

(大和田佳世  絵本ナビライター)

おばあちゃんがこどもだったころ

おばあちゃんがこどもだったころ

出版社からの紹介

昭和中期、まだ多くの道が未舗装でした。
その後テレビが普及、東京タワーが建ち、万博開催……

激動の時代を、当時子どもだったおばあちゃんの目線で伝えます。
昭和の時代のできごとを、絵本という形で今の子どもたちに伝えていきます。

21世紀に入って世の中は大きく変わりました。
たとえ昭和のできごとでも、今の子どもたちには想像もつかないことが多いのではないでしょうか。
そんな、今のおばあちゃんが子どもだった頃のことを、絵本を通して子どもたちに伝えていくというのがこの本の作られたきっかけです。

当時のできごとを美しい絵本を通して知ることは、子どもにとっても楽しいだけではなく、とても役に立つことだと思います。
あなたもぜひ、あなたが子どもだったころのことを子どもたちに伝えてあげてくれませんか?

ベストレビュー

【再投稿】昭和40年頃の生活

昭和40年頃にまだ10代だった私には、様々な事を思い出させてくれる風景が克明に描かれていて、その時代にタイムスリップしてしまうような絵本です。
浪花千栄子の宣伝看板、バヤリースオレンジ、当時に新鮮だった出来事が浮かんできます。
5階建ての団地に住んだことがあります。エレベーターなんてなかったから、大変でした。
町には都電が走っていたし、三輪自動車も走っていたし、電車はまだ木製板張の車両があったのではないでしょうか。
白黒のブラウン管テレビ、黒電話、学生運動もあったし、深夜放送をよく聴いた、そんな子どもがおじいちゃん、おばあちゃんになったのですね。
2度目の東京オリンピック、大阪万博があって、時代の移り変わりをしみじみと実感してしまいました。
お孫さんと一緒に読めると良いですね。
(ヒラP21さん 70代以上・その他の方 )


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