レイさんといた夏

レイさんといた夏

  • 児童書
著: 安田 夏菜
出版社: 講談社

税込価格: ¥1,540

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作品情報

発行日: 2016年07月
ISBN: 9784062832397

出版社からの紹介

引きこもりの少女・莉緒の部屋に現れたのは、幽霊になったヤンキー少女・レイさん。ヒッキーとヤンキー、通い合い始めたふたりの心。少女たちは、むき出しの自分の心に触れた――。

東京の中学校で1学期だけを過ごし、兵庫県の西宮市に転校した莉緒は、“汚部屋”にこもりっきりの夏休みを過ごしていた。東京の学校では、莉緒が見せたほんのささいなプライドによって、親友だと思っていた子が「よその人」に過ぎないことを知ってしまった。だから、突然すぎる転校も、莉緒にしてみれば天の助けだったのだ。でも、何もする気が起きない……。

莉緒のことを前向きで明るい人間にしたくてたまらないママは、部屋を片付け、新しい学校で始まる2学期に備えるよう、やかましいくらいに言ってくる。残っている夏休みは、あと五日。うんざりだったし、また新たな「よその人」たちに囲まれることは、恐怖ですらあった。

そんな折、ママは急病で入院することになった。自身の吐いた悪口が招いた災いかと落ち込む莉緒。その前に現れたのは、茶髪にピアス、ジャージ姿で、どう見てもヤンキーという少女の幽霊だった。彼女は、自分が何者かわからないから成仏できないといい、強引に身元探しを手伝わされるはめに。

手がかりは、幽霊の記憶にかすかに残っている「生前、誰かとふれ合ったときのエピソード」。その断片を頼りに「レイさん」が何者だったのかを突き止める、奇妙な夏休みが始まったのだった――。

ベストレビュー

自分探し

人間関係でトラウマを負った中学生の少女、莉緒。
引っ越してきた部屋に幽霊のレイさんが現れて!?
自分のことを何も覚えていないというレイさん。莉緒と自分探しをします。
いろいろな人と関わって、影響を互いに受けあって与えあって、人間はつくられていくのですかね。
自分探しを手伝いながら、莉緒にも変化が…?
(みちんさんさん 30代・ママ 女の子5歳、女の子3歳)

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